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南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by ex-saporterK

いやはや…。

ここ数年は、「あついぜ!」が接頭語の熊谷に話題が集中しており
山梨の温暖化は緩やかになったのかと思っておりました。

が。
これじゃぁ富士吉田のほうも暑いでしょうね。
もうどうして良いかわからない暑さです。

でも学生時代、私は横浜市内に住んでいましたが、「都会の暑さは
ハンパねーなー…(げっそり)」と思っていました。
土がない、木がない、という暑さは形容し難い息苦しさを伴い、
しかしエアコンのない生活に慣れていたせいか、自室のクーラーも
ろくにまわさずに過ごしていましたから、余計につらかったです。

アスファルトや建物の反射熱や放熱、人いきれ…田舎に戻ってきて
まず「夜が涼しい」ために生き返った思いがしました。
同じ「暑い」でも、消耗の度合いも違いますね。

今は我が家にワンはいませんが、思えばここまでの猛暑を経験せず
寿命を全うできて幸いだったのではないかとさえ感じてしまいます。
彼らは、暑ければ庭の芝をガシガシ掘り起こして、ひんやりした土を
見つけては横たわっていました。
氷は冷たすぎて好まず、麦茶が大好きでした。

普段、私は「常温以下の物は、本来の人間には不要」と言って
憚らずにいるのですが、ここまでの猛暑となりますと別。
しかし「ゆっくり、焦らず、口の中を冷やすことで口中の血管を冷やし、
血管内の血液を冷やして全身に回す」くらいに留めます。

内臓を冷やすか、体表面を冷やすか、どちらを求めるかで
対処が変わります。
私は体内に余分な熱が生まれやすいので呼吸法で放熱しますが、
それで「涼しく」なるわけではないのです。
でも「あぁ、放熱してるな」とわかると、わりと落ち着いてくる。

どこがどのくらいどう暑いのか。
心頭は滅却できずとも、無闇に体表面や内臓を冷やさずに済みます。
暑い時季ほど、実は身体の中は冷えている、こともあるというのを
知っていると何かと飲食する際に自制がきくのではないでしょうか。
by saporterK | 2013-07-10 01:00