人気ブログランキング | 話題のタグを見る

南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by ex-saporterK

うっとり。

通常モードの私達、まだお盆休みの兄上。過ごし方も違いますが、
私は午前中に出張ヨーガセラピーで汗びっちょで帰宅、途中の道中に
兄上の運転するトラックと前後になりました。

かなり白い砕石を積んでいて、庭へ敷いていきました。
この暑いさなかに。

私は眼も日差しに弱いので、照り返しで白目の部分が内出血のように
紫色になってしまうことがあります。
石を敷き詰めている兄上には申し訳ないが「眼がーっ。眼がーっ」と
心の中で叫びながら、薄目にして(効果はないだろうけど…)、
足早に通り過ぎました。すっごく、眩しいです。

庭に敷くのって那智石みたいに黒っぽいのじゃないかしらん…とは、
汗だくになっている兄上には到底言えませんでした。
お店へ行くのに、母屋の庭を突っ切っていけなくなりました。

夕方には、知人と呉服屋さんへ。
知人が購入した大島紬と結城紬を見せてもらいました。
バブル時代のイメージもあって「一生縁はない」と思っていましたが、
触れさせてもらったり、説明を伺ったりできる機会を得て、とても
楽しい時間を過ごしました。

他の紬も数枚見せてもらい、1枚は羽織らせてもらいました。
きゃ〜すてき〜♪
うっとりと感動する心地を、満タンに補給してきました。

特に着物は、自分が興味を持って、好きにならないと、どんなに
良い物だとしても、意味を為さないものです。
買う買わないを別にして、好きな物を存分に見られ、時にはその場で
簡単に着付けをしてもらって、イメージだけでも抱かせてもらう。
これは贅沢なことです。

値段が高い=素晴らしい、という時代ではなくなった今だからこそ、
私みたいな「働けど働けど(中略)じっと手を見る」タイプのところにまで、
じっくり眺めたり、触れたり羽織ったりできる機会が巡ってくるようです。

着物は民族衣装なんですから、見る機会だけでも持ちたいですね。
あぁ、なんかすっごく良い時間でした〜。うっとり〜。
by saporterK | 2013-08-17 22:52