南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by saporterK

うれしやな。

15〜20年ほどぶりのお客様がいらっしゃいました。
「娘さん、学生さんでしたよねー」ということでしたので、
私が高校生から大学生の頃、お店の初期の頃に「いつも7、8人で」
来て下さっていたそうです。

全てを懐かしみ、当時カウンターに置いていた、丸くてでっかい
花器に枝物をよく飾っていたことなど、思い出話をしてくださいました。
当時ほとんどお店には出なかった「病的超絶人見知り女子」だった私も、
うっすらぼんやり「あー、このくらいの、大きくて丸い花瓶に…」と
記憶が蘇ります。よく常連さん達から、切り花ではなく桜などの枝物を
頂いていたので、見応えのある飾りが多かったのでした。

「あそこが、ここが…」タイムスリップしたみたいな時間でした。

たまに「ン年ぶりに来ました」と仰るお客様がご来店します。
嬉しいですね。
「まだやってるかなー」と思いつつ、周囲もだいぶ変化しているので
驚きつつ、「あったー」といってドアを開ける。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった…かのように、ドアを開けると
ティーンエイジャー(!!)だった私がアラフォーになっていた…「うわー…」

そして必ず問われます「奥さん(お母さん、ママ)は、お元気ですか?」

そうですよね。
10年以上ぶりの方にとっては、母のほうが記憶に深く刻まれているはず。
「今はスッカリ家庭菜園農家です」
ホントなら、両親が揃って「いらっしゃいませ」とお迎えするほうが
より一層懐かしさが増すのだと思います。

こうして「何年ぶりに来ました」と言ってくださるお客様達のおかげで
記憶刷新、上書き保存できます。
今なら昔のようにごった返してテンテコマイ、ということもないので
かなりゆっくり過ごしていただけますし、当時から時間が経って、
壁面に使用している赤松の板も、お店オリジナルの器も、家具類も、
全てが経年変化による「味」が乗ってきていますから、その違いを
感じていただくことでも、懐かしさと再びのスタートを味わって頂けると
思います。

私が居なかった頃の話も伺いたいですね。
私にとっては新鮮なので。

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by saporterK | 2016-10-29 23:30 | Comments(0)