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南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by ex-saporterK

古本屋。

映画を見終わってから、古本屋へ。
以前はレシピ本や画集などがたくさんあったのが、殆どマンガが占めていて度肝を抜かれる。それも、お子様向けというよりは大人向けが。がっかり。映画のついでだと言っては何だが、「墨攻」の原作がないか見てみたが、映画化やドラマ化された時は一時的に品薄にしたり値段を上げたりするそうで、それでなくても入った店にはなかった。なおがっかり。

大型の古本屋は、どういうわけか個人経営の古本屋に比べて、ホコリくさいし実際ざらざらと手が粉っぽいような感触をおぼえる。たぶん本が早く痛むし、臭うので、せっせと固く絞ったおしぼりや、アルコールを使って拭くしかない。

2軒目の古本屋は、何でも屋で、特にゲーム類が多かった。そして本当の意味での成人向け(のみ)の部屋まである。そして、天井から床までみっしり棚に収められたゲーム、マンガ、本その他に目眩を催す。ゲームの音、やはりホコリくさい本棚、狭い棚の感覚。個人経営の古本屋のような安心感や、古本でもイヤな臭いのしない清潔感はそこにはない。文字通り「具合が悪く」なって退散。2度と行くもんか。

大型古書店が増える一方で、小規模な古本屋が消えていく。何でもかんでも売れなければ105円というのも嬉しいが、だからといって本からイヤなホコリくささが漂うのは勘弁してほしい。花粉症が出てきたのか、ただのホコリ反応か、ちょっと判別のつかない日。
by saporterK | 2007-02-07 23:43