南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by saporterK

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BGMのこと。

出稼ぎ先の近所の健康系レストランも今日の喫茶店も、手持ちのCDは1枚らしく、訪れる度あるいは1回の訪問でも2巡目を聴くことがある。人は食べることを目的として訪れて、店内にどんな音楽が流れていようと耳にしていないようでもあるが、実は耳はしっかり働いている。

流す音楽は店の雰囲気を作る1要因であることは言わずもがなだが、それが店の人に代わってメッセージを伝える役割も担っている場合がある。1枚をずっとリピートしていることで「あなた、長居しすぎです」と無言のメッセージを流し続けていることにもなる。そのつもりはなくても、お客さんの中には「あ、さっきと同じ曲。CDが1巡したなんて、長居しちゃったな」と感じることもある。

ということで私達のお店では、1枚用と5枚チェンジャーの2台を使っている。それでも私は「毎日CD替えてよ」とマスターに言う。手持ちが2千枚以上あるなら良いじゃないかと思うから。マスターも、毎日は無理でも以前よりはマメに替えてくれる。

うちはジャズ喫茶とマスターが銘打っているのでジャズ以外は流さないが、他のお店でも同じCDをずっとリピートせずに、面倒でも替えてほしいなと思う。わがままだろうか。CDを何百枚も揃えてほしいのではなくて、時々は替えてほしいだけなのです。優しいアコギの「ボレロ」や「グリーンスリーブス」も好きだけど。
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by saporterK | 2007-05-31 00:22 | Comments(0)

ふたたびまとめ。

試飲会料理の、ひじきと野菜のサラダ カルピオーネソースをアップ。雑誌エル・ア・ターブルで見たレシピでは、牡蠣のソースとして乗せてあったけど、私は牡蠣を食べられないのでサラダにアレンジした。ちょっぴりソースの配合も違う。酸っぱいマリネ液には、ぜひともレーズンを入れてほしい。味が複雑になって美味しくなるから。

味覚が保守的な人でも、茹でこぼしてふっくらさせたレーズンを、うんと細かく刻んで加えれば、ほとんど食感はないし、甘味が目立つこともない。気にならないなら茹でこぼしてそのまま加えても良い。加える量は少しでも、格段に味わいが変わる。

ひじきを洋風に食べることはだいぶ浸透してきた。このレシピの場合、芽ヒジキだとマリネ液を抱き込んで酸っぱすぎるので、標準的な物が合うと思う。葉野菜があったほうが食べごたえもあるし色合いもきれい。茹でたさやいんげんを斜めに薄切りにしたのを加えるとパッと鮮やかな緑が覗いて更にきれい。

カルピオーネソースは、イタリアの漁師が航海する際に持っていったマリネ液だそうで、保存が利くし、わりと何にでも使える万能ソース兼ドレッシングなので、色々試すのも面白いと思う。しかも作るのは簡単。
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by saporterK | 2007-05-30 19:54 | Comments(0)

雨の日の珈琲。

本日定休。起きたら、昼前のニュースの時間だった。むむむ・・・。
またも不覚にも三つ編みにしたまま眠ってしまって、髪がふやけたワカメみたいになっていた。買ってきたマンゴーゼリーが、予想していたほど濃厚でも完熟でもなく感じてがっかりな、朝兼昼ご飯。

午後雨が降り出す。このまま家にいても詮無いので本屋へ。読みさしの本も持って。芦原すなお「新・夢十夜」を買って、ぷらりと喫茶店に入る。サウスポーゆえか左隅へ行く習性があるが、席が埋まっていたので右端へ。コーヒーを煎れる様子はカウンターの構造上よく見えないので、むくむくとフェチな己の部分が出てきて、本を読む振りをしながら、右の腕とう骨筋、とう側手根屈筋を眺めて、ふむふむ。 もうちょっと距離があればもっとよく見えたのに。爪の手入れがよろしい。お腹がペタンコになったので、ホットサンドとオレンジジュースを牛飲馬食の勢いで収める。ホットサンドにマヨネーズがついてくる。そして、プチマヨラーの私好みの味になる。ふむふむ。

コーヒーを飲みながら、静かに流れるゴンチチっぽいCDに耳を傾けたり、読みさしの本を読了して新しい本を開いたり。自分達のお店以外でなかなかのんびり本が読める雰囲気のお店がなかったので嬉しい。今日初めてオーナーに話しかけてみたが、自分で話をふっていながら接ぎ穂がパッと消えて、もごもご口ごもって本に戻る。まぁ私ってそんなもんよね。ボールを受け止めて返すことは出来ても、自分からボールが投げられない。お店にいるときは違うのにな。立場が変わると、途端にぎこちない会話になってしまうのだ。ふーむ。
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by saporterK | 2007-05-30 18:48 | Comments(0)

味見の記憶。

お店のサイトに、先日のワイン試飲会で作った料理のレシピをアップ。
ポム・パイヤッソン ガルバンゾのトマト煮込み。
普段何気なく料理本や雑誌を読んでいるけれど、いざ作って「美味しいな」と思う料理を数値化させようと思うと、必ず戸惑う。きちんと計量するけれど、途中の味見で分量外の何かを加えていくので、正確な数値は実際のところよくわからない。

その日の自分の気分や体調。玉ねぎ1個だって水分量が違うし甘味も違う。煮詰まり具合の認知差もある。ガス台にこの位置で立った場所から見て火がこれくらいの大きさに見えたら中火とか、オイルや酢を、瓶の注ぎ口を押さえて逆さにして「ごぼごぼ」と2回いったら適量とか、この鍋のこの凹みが隠れるまでとか、自分に馴染んだ一種の「計量」もある。私はこれを勝手に「自分計量」と呼んでいる。家庭のベテラン主婦が全てを「適当」というのと同じだ。料理研究家や本を出すシェフ達は、その辺りをどこまで数値化させているのだろうか。私が本を出すことはないけれど、いざサイトにレシピコーナーを作ってみると「エラいことを始めてしまったぞ」と思った。

あくまで備忘録の位置から脱しないと思う。逃げの「適宜」という言葉を頻用しているのも、「自分計量」ゆえ。自分の料理の経緯を逐一思い出して、ビデオを巻き戻すように「何に手を伸ばしてどれだけ使ったか」確認して、味見の記憶を取り戻しながらレシピを書いている。料理は、今流行りの「脳力」をつけるというから、続けよう。
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by saporterK | 2007-05-30 01:00 | Comments(0)

食べた分だけ動け。

f0053615_23425380.jpgちょっと甘い物が食べたいなー、という時がある。買ってきたお菓子だと何がどれくらい使われているかわからないけど、自分で作ったなら別。理由は何でもつけられるけど、今日は軽い物を食べたくて、朝は玄米粥だったのをいいことに、ケーキを作る。定番化の仲間入りをしたおやつ。バターちょっぴりスポンジ。マーサ・スチュアートの番組で、カロリー控えめのエンジェルケーキにチョコレートクリームとアイスクリームを乗せて「それでは元も子もないのでは」と思わせたケーキを紹介したのを思い出し、メイプルシロップを薄めたものをたっぷり。何が軽い物を食べたいだ、と思いつつ。ホットケーキほど、粉モノを食べている感じではなくて美味。

最近出稼ぎ先やお客さんから「痩せた?引き締まった」と、お世辞かどうかはともかく言ってもらえたら、逆に気を緩められないような状態。学生時代の持論に則って、食べた分だけ動こう。筋肉が脂肪になった結果である自分の脚を眺めて、夜のヨガ。確かにジーンズも緩くなってきたけど、まだ美しい筋肉ではない。
夕べ、お腹がパンパンになるくらい、ワインを飲み料理を食べた。快楽の次には調整が必要。目指せ、しなやかな身体。
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by saporterK | 2007-05-29 00:00 | Comments(0)

まとめ。

お店のサイトの試飲会コーナーへ、ワインリストをアップ。毎回、私のワインの感想って当てにならないだろうなと思う。味の記憶はあるけど喩えることがヘタなのだ。だから実際は「違う」と言われることを書いている場合がある。結局、コーヒーも紅茶もワインも自分の味覚で判断するものであって、蘊蓄を傾けるのは一般向きではない。

オードブルのレシピは後日アップするとして(味見して加えたりした量を思い出さなくてはならない)、ふと酔いの持続性について思う。
その日の体調などの差し引いても、必ずしもアルコール度数の高いワインのほうが酔うわけでもない。量も関係してくるが、なぜか度数の低いワインで、いつまでも体内に残ることもある。国別のワインの特性なのか、単に私がそう思っているだけか。

今回試飲したワインは、普通に11.5%と13.5%。そのくらいで違いがあるかはわからないけど、ギリシャやドイツで飲んだときの8%くらいに比べると、酔いは速やかにやってくるかわりに褪めるのも割りと早かった。
代謝が良くなっただけだろうか。
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by saporterK | 2007-05-28 02:36 | Comments(0)

陽気なワイン試飲会。

午後足りない物を買い足しに出かけつつ他所の喫茶店で20分ほど油を売る。これは正当に取得した休憩時間であると、いい加減な理由をつけて。でもやっぱりお店の人には声をかけられずじまいだったのね、私。

f0053615_23114128.jpg油を売った分を取り戻すべくバリバリ準備。サラダ用のカルピオーネソースで、酢を煮立てて咽せそうになっているところへ甥っ子が厨房に入ってきた。ひと息つく。人参、玉ねぎ、黄ズッキーニをマリネして、ヒジキとサラダほうれん草を和えて、サニーレタスの上にのせてトマトの角切りを乗せる。レーズンのみじん切り入りソース、誰も気付かなかったけど、気付いたら誰も食べてくれなかったかも。

f0053615_2395917.jpg左上から時計回りに。ポムパイヤッソン・ガルバンゾのトマトソース和えのせ、カプレーゼ、キャラウェイとタイム風味のピサラディエールズッキーニ入り、ルッコラ若芽の生ハム巻き。画像にないけどカマンベールとクラコット、ミックスナッツ、ピンクグレープフルーツのマリネ。あとはお店の食事メニューとコーヒー。今回は参加人数が少なかった関係で、1人あたり1本の計算になる。2時間ほどで。話が弾んで食も進んでワインも進んで。
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by saporterK | 2007-05-27 23:20 | Comments(0)

ダルメシアン的な蘭。

f0053615_23145556.jpg鉢に蒔いた斑入りの朝顔も発芽。めんこい。ただの双葉だけど、おぉよしよしと愛でて飽きない。夕方、ユリアンを追いかけてお店に来た甥っ子に「これは朝顔の双葉なので引っこ抜いてはいけません」と言い聞かせるが、その横で彼は「ダンゴムシさん」に興じている。卵から孵ったメダカ観察をし、ヘビイチゴを食べようとして義姉上と私が「ぎゃーっ」と叫んで制止したり。子供の興味は移り気。

f0053615_23151370.jpg戴き物の胡蝶蘭。パッと見たとき「ダルメシアンだ」と言ってしまった。どういう交配(あるいは遺伝子操作)をするとこうなるのか不思議だ。万人ウケはしないが私の心は掴んだ。これからの時季は、私の中では食虫植物やこうした不思議な姿の植物を愛でたい。でも、当然ながらお店でのウケは良くない。カナシイ。。。先日訪れた喫茶店では、統制のとれた可憐な花々が置かれている。お店の人の人柄を思わせるようだ。
あ、そういうことか。うぅむ。
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by saporterK | 2007-05-26 23:31 | Comments(0)

30秒の長さ。

朝の出稼ぎ。本番中にキューシート上の間違いに気付く。時間は過ぎていく。昔「サザエさん」で、カツオくんが「夏休みの3分はあっという間だけど、歯磨きの3分は長い」みたいなことを言うのを思い出した。本来あるはずの30秒が無いと判った時、私はまず自分を疑った。でも、時間配分表は私は作成しない。それでも時間は過ぎる。四次元に消えた30秒を、じたばたと各コーナーで端折り時間を告げて取り戻す努力はした。出来ることはした。なので、放送上は問題なく終わっただけでも良しとするべきか。もう全身の血がかかとまで落ちた気分。

お食事デートしている時の30秒は、時間を認識することも出来ないくらいあっという間に過ぎていく。コーヒーを蒸らす30秒は、そこで味が決まると思うと緊張するので長く感じる。世界では同じ30秒が流れているのに、立たされる状況で驚く程その長さの認知が変わる。でも、そもそも存在ない30秒を創り出す行為が一番長い。

今日、次に長く感じたのは「お客さんとして、お店の人に話しかけるタイミングを計っている30秒」。店の構造上、お店の人に話しかけられない、話しかけにくいお店が多いことに気付く。設計が自然とスタッフとお客さんとの距離感を決める。常連客とまではいかなくても「たまに来る人」くらいの認識はされたいと思う場合、ただ「黙って本を読んで帰る人」で終わるのはつまらない。さりとて気軽に話しかけられない自分がいる。そんなわけで、今日も「何か話しかけるネタはないかなー」と思いながらコーヒーを啜って終わってしまった。
うぅん。お客さんになるのって難しい。。。
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by saporterK | 2007-05-25 23:42 | Comments(0)

朝顔。

f0053615_0242353.jpg出稼ぎを終えてお店に戻る。とっぷり暮れた夜。出てるかなー、発芽率ゼロってことはないよなー、と恐る恐る見たら、、、ありましたありました。お店の前にある柱の根元に、母上曰く「ホウキグサが生えたんだから朝顔だって生える」隙間へ放り込んだ種から、1本発芽してました。鉢の別種からも1本「どうもどうも、お待たせしちゃって」とでも言いそうに発芽していました。

この画像のは、桔梗みたいな形になるというので、大切に育てていきます。あぁ、植木の刈り込みに宇宙を感じたり、雑草のながーい根に生命力を感じ、サラセニアに自然の美を見出したりする中に、久々に「種から」育てる喜びに浸る。

ネットニュースを見たら、ピッポのハンド疑惑でイギリスの新聞が大バッシングという。もー、無粋ね。
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by saporterK | 2007-05-25 00:34 | Comments(0)