南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by saporterK

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初ホッピー。

出稼ぎは世界陸上の放送でお休み。
夜、ヨガで滝のような汗を流した。終わって掃除をしていたら、常連の姐さんが「ピンクちゃん、早く早く」と言って私を呼んでいる。ヨガのウェアを、あえて太って見えるピンクでしかもボーダー柄を着ていたせいだ。お店ではピンクの服なんて「絶対」着ないので、姐さんも「目を疑った」という。

で、新しく開店したテナントの店子のお店へ。大汗かいて水分が飛んでいるところへ生ビールを流し込んだ。ヨガをする前は殆ど食べないので、空きっ腹、汗をかいた後という二重苦にビール。すみやかにアルコールが回ってくる。

ネギ入りオムレツと揚げ出し豆腐を食べながら、生まれて初めて「ホッピー」を飲んだ。ちょうど先週の朝日新聞の「Be」土曜版にホッピーの記事があったので興味本位に飲んでみた。味が薄いビールってところか。ビール、ホッピー2杯ずつ飲むと、炭酸でお腹はいっぱいだし、運動して代謝率が上がったところへのアルコールなので、心臓がバクバクしている。

マスターは、飲み会が終わるまでお店で待機していた。ふらふら歩いてお店に戻った私を見て、嫌そうな顔をしていた。「明日、生放送じゃん」という顔。たしかに、ちゃんと起きられるか不安。。。
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by saporterK | 2007-08-30 23:51 | Comments(0)

初、地元のJ1。

本日定休。
午後、ぐたっとテレビを眺めていたら友達からメールが来て「チケットが1枚余ったので一緒に行こう」と誘われた。ヴァンフォーレ甲府vs新潟。
一応チームカラーを意識して、青系の服装をしてみた。行くからには楽しまなくちゃ。待ち合わせまでいた喫茶店で「セリエAとブンデスリーガが好きなんだけど」と言ったら「うーん・・・」とオーナーが苦笑いしていたので、見て楽しいかどうかは実際見て確かめろということか。

f0053615_0301021.jpg道と駐車場が混んでいて、遅れて入場した時には新潟が先制していた。メインスタンド3列目。新潟サポーターに近いので、応援歌などが大きく聞こえる。「…(中略)愛してるぅ新潟ぁ…」という熱い歌詞で、頭の中が新潟色になりつつ観戦。ヴァンフォーレのクラブサポーターは、ほぼ対岸なのでよく聞こえない。クラブサポーターでなくても盛り上がるのかと思ったが、画像に映った2人を除いて私達が座っている場所は静か。(私は知らないけど)応援歌は歌わないし座っているし声も殆ど出さない。強い弱いに関係なく、日本人のサッカーの決定力不足って何なんだろうと思ったのが感想。どちらもたくさんもどかしい場面があった。

日本のサッカーは「遠慮のサッカー」なのだろうか。ファウルは良くないが、もっとがつがつボールを追っても良いように思う。血湧き肉踊るような気持ちにまではならなかったけど、生で試合を見られたのは楽しかった。
新潟サポーターは、遠征した甲斐があったというものだろう。

試合終了後に空を仰ぐと、月がきれいに見えた。
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by saporterK | 2007-08-30 01:06 | Comments(0)

言いたいこと

日本語の乱れ問題は、たしか吉田兼好の頃すでに「イマドキの若いもんは」と苦言を呈していたはずだ。「わからない、を、わかんない、とは何ごとだ!」という件を何かで読んだことがある。松尾芭蕉の頃には芭蕉の言葉遣いは荒んでいるくらいのことを言われていたのではなかったか。夏目漱石あたりだって、今で言うヤンキー語みたいな言われ方はしていなかったろうか。なんてことを思いながら、本番中も「だから何でそういう言葉遣いなのかねぇ。いけないねぇ。」と首を振り振り収録。

私はタイムキーパーなので、時間以外に口を挟むことはしてはいけないのだが、スタッフが優しいのか諦めているのか、私が独り言のようにカリカリ指摘することでお叱りを受けたことはない。まず言ったところで治らないのがわかっているせいだろうか。収録番組も生放送番組も、ストップウォッチを両手にカチカチやりながら、ブツブツおかしい点を列挙しながら、言いたいことを100%言ったらストレスも溜まらないが、代わりに私はお局のイジメだと揶揄されるかもしれない。

私が人前に出たがる性格でもっと見た目が電波上耐えうるものだったら、苛つくあまり勢い余って「えぇぃ、言って直らないのなら私が代わりにやってやる!」くらいの啖呵も切れようが、チェックの為にカメラの前に立つことも厭うような私なので、ひたすらイライラと「言葉遣いが間違ってる」「発音がおかしい」「何言ってるかわからん」と呟くしかない現状なのがカナシイ。
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by saporterK | 2007-08-29 01:10 | Comments(0)

エネルギー。

f0053615_2355878.jpgお店では何本もアボカドが芽を出している。これは最新。アボカドは食べた後、種をきれいに洗って(母上は)水の中に放置し、毎日水を替え種を洗っておく。もう発芽しないんじゃないかと疑うくらい続けていると、ある日、割れ目が入って根っこが見えてくる。そうしたら、グラジオラスやヒヤシンスの球根を育てる水耕栽培用ポットに移して、種の下半分くらいが水に浸かるようにする。だんだん芽も出てくるので、そのまま水耕栽培でも良いし、母上みたいに鉢植えにしても良い。本当は、土で種を全部覆うと思う。

お店ではアボカドの木やサツマイモの蔓、サトイモの葉などが入れ替わりで彩りになっている。開店以来の定番植物で、誰にでもできるのだけどお客さんから「欲しい」と言われ、母上は「どうぞどうぞ」と嫁入りさせている。母上は毎年同じように、私から「ねぇ、蔓を出すのは良いんだけど、サツマイモ本体は食べようよ」と文句を言われながら芽が出させている。アボカドは食べるほうが好きなので食べ頃を買ってくるが、芋類はわざと八百屋で傷みかけを安く買ってくることもある。私が文句を言えない為なのか知らないけど。

お店の入り口付近に置いてあるので、アボカドの芽は太陽に向かって伸びていく。それを見て「そっち向いちゃだめー」と、くるりと向きを逆にしてしまう。当然また太陽に向かって伸びていく。アボカドに限らず何でもその繰り返し。何でもない当然のことが、毎日見ていると面白い。アボカドは芽が出ると成長が早い。

植木場のカマキリ達は随分成長して、水を撒いていると驚いて出てくる。弱い水圧でしょろしょろやっていると、まるでシャワーを浴びているような仕草をするのがいる。お前さんがたも、昼間の暑さがよほど身体にこたえているんだねぇ、などと人間の解釈で、水をかけてやった。その後バッタの足を、薮枯らしを抜いたのと一緒に掴んで、私もビックリ、バッタもビックリ。足を引っこ抜かなくて良かったと胸を撫で下ろす。
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by saporterK | 2007-08-28 00:18 | Comments(0)

家族での時間。

f0053615_0271677.jpgユリといえば、夏目漱石の「夢十夜」の最も美しい「第一夜」。ユリが今年初めて咲いた時は、飽かず眺めて、第一夜の文を思い出していた。ところが、どう増殖したのか、見れば自宅のあちこちで咲き始め、まるでハーレム。とても美しさにうち震える感動とは言っていられない。儚げな美しさから、賑やかなパーティみたいになっている。強い日射しに光る白い列を眺めるのも、また良きかな。

冷蔵庫にレーズン、アーモンドパウダー。アーモンドパウダーも酸化が進むので新しいうちに使おうと、ケーキを焼いた。パンドジェーヌとマフィンとパウンドケーキの共通部分で作ったような感じ。ちょうどお出かけから戻った兄一家も一緒にブレイク。甥っ子はレーズンが好き。何の抵抗もなくもりもり食べている。短い時間だけど家族で過ごす時間。日々のそうした短い時間は大切だと思う。家族の誰かが作ったケーキを家族で食べるというのは、より「普段」で、同じ物を分け合って食べていることが介在して、何でもないような話も楽しくなると思う。

私はプロが作るケーキに対して、何だかいつになってもドキドキする。私では作れない物がたくさん詰まっているようで、まるで茶道で正客になって、出された器をとっくり眺めて手に触れて味わうような喜びと緊張が伴う。家族で過ごすおやつの時間の場合は、ケーキの品評会ではなくて、ただ「おいしいねぇ。ところでさ」と話題が全然違う方向にいくのが良い。我が家は皆、ケーキの隅っこが好き。「ケーキの耳」は少しサクサクしていたり、シロップをたくさん含んでいたり、ちょっと違う楽しみがある。ケーキの耳や最後の1切れを取り合うのは、家族じゃないとできない。今回は、作った私の特権で、切り分ける前に私が食べてしまったけど。
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by saporterK | 2007-08-27 00:54 | Comments(0)

実地訓練

出稼ぎ先で、辛子明太子の切り子(規格外)の1kgの現品を見て、何かの脳みそみたいな盛り方にビックリ。ボリューム感を見せたいのはわかるけど、ちょっと、どうでしょう。でもおいしかった。ここのところスタッフの疲労感が悲壮感になっているようで気掛かり。努力は、結果に現れてこそ認識されるもので、本番に活かされなければ何の意味も為さないのだが、空回りしている努力を傍観するしかないのはもどかしい。いっそ指摘したいことを歯に衣着せぬ言い方でも良ければ、言ってしまいたい。

午後の仕事をしても午前の放送のことが気になって交感神経が高ぶったまま、母方の親戚一家(大人5人子供3人)との食事会へ直行。5歳を筆頭にした子供達とは、何の抵抗も受けずすんなり馴染ませてくれた。昔みたいに大人だけの会話は何もできなかったけど、子供と一緒の食事の対応術に少し磨きをかけられたかも。でもそれも身内ゆえの見えない繋がり感で冷静に対応できたに過ぎないのだが、学生時代みたいに、子供を腫れ物みたいに扱うようなこともしなくなってきたと思う。子供達が物怖じしないからでもあるし、親戚達があれこれ声を掛け合っていたからでもあるし。和気藹々な一家の風景に入り込んだ2時間。月を眺めると言って食事が終わった途端に外へ行く、なかなか風流人の素質があるような子供達。その感覚を保ったまま大きく育ってほしい。

我が甥っ子と彼らの環境の違いによる人への反応の違いを眺めていた。彼らを観察しながら「あー、なんか授業でやったな」と思い出したりして、また昔の教科書その他を引っ張り出し始めた。何ごとも勉強なり。子供はかわいい。身内ならなおさら。でもどこか隅っこでは授業の実地訓練のようでもある。見ていて愉快な存在であり第三者的な距離感もある。どう言えばこう反応するかを会話などで実験して、いずれ来るはずの将来の自分への参考とする。
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by saporterK | 2007-08-25 00:08 | Comments(0)

暑い。眠い。

本日定休。
暑くて仕事がない緊張感のなさゆえに、どこにもでかけられない。
車の修理は2日で終わり、昨日出稼ぎの帰りに引き取りに。代車で生まれて初めて軽自動車に乗り、ちょっとした体験学習をした。マンホールに乗って、車が横滑りしたのは初めて。ゴルフと同じようにアクセルをふかしたら、40キロしか出なかったのも初めて。わりと中は広いけど、あまりの「守られてない」感じも初めて。口をカラカラにして、ハンドルを握り締めたのも初めて。ペーパーだった友人が仕事の為に軽自動車に乗っていて、先日「運転中は脇見もできない」と言っていて「むしろそりゃ危ないよ」と言ってしまったけど、ゴメン、軽自動車では無理だわ。。。洗車してなくて砂だらけの自分の車と再会したとき、感動のあまり抱きつき・・・までしなかったけど、ドッと解放感を得た。

軽自動車の緊張感からも離れ、ここ数日の寝不足が加わり、洗濯を終えてからは1日中寝ていた。暑くて汗をだらだら流して。起きて喉が渇いて食べた葡萄が美味しい。普段の何でもない時なら、種なしピオーネなんて旨くないなどと罰当たりなことを平気で言い放つけど、文句は言いません。しみ込む果物の潤い。あぁ、しあわせ。母上がどこかで買ったワインを開ける。長野のアルプスワイン。母上はどういうわけか甘口に仕上がる葡萄を選んでしまう。コンコード使用、予想を違わぬ甘い香り甘い味わい。昔懐かしい一升瓶詰めの葡萄液を飲んでいるみたいだった。でも久しぶりだったのでアルコール度数分はきちんと酔った。「太平の眠りをさます上喜撰(漢字は違うかも)たった四杯で夜も眠れず」ならぬ「太平の眠りを誘う赤ワインたった2杯で夜も眠れる」
酔いはすでに醒めているけど、飲んだ後の気怠い状態だとわりと寝付きが早い。眠りの質はともかく、寝付きが早いだけでも私は安泰。
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by saporterK | 2007-08-22 23:33 | Comments(0)

もうひとり負傷者。

マスターが「絆創膏を取ったら、すげーふやけてんの!」などと、子供みたいなことを言っていたが、刃物で切ったのとは違う傷を見る気にはなれないので「そこだけ土左衛門」と言い放って目を逸らした。ふと、小学1年の時に男子の過失で右顔半分と右半身に酷い擦過傷を負った時の自分を思い出した。絆創膏やガーゼを取るたび、少ないまともな皮膚がすごくふやけていて、下手に触ったら皮膚がズル剥けちゃったりして、なんて考えながら思わず下手に触ったりしていたのだ。あぁ、いやなことを思い出した。

出掛けた母上が、右人差し指を、先から第2関節辺りまで包帯でグルグル巻きにして帰ってきた。ここ数日「指が痛い」と騒ぐばかりで何もせず、イライラした私がとうとう「私、医者じゃないからなんでそうなのか、全然わかんないし」と突き放して、ようやく病院へ行った。結局、畑仕事の時か草むしりの際にばい菌が入って、指先の中が膿んだらしい。何度も「麻酔しても痛いから、麻酔しませんよって言われたんだけど、ザクザク5回くらい切られたんだけど、もう目を瞑ってたからどうなったのかわからないけど、包帯きつくてズキズキするんだけど!」と大騒ぎ。

そのくせ厨房仕事を半端にして、指先から血をにじませていた。よくわからん母親だと思う。マスターのほうもまだ傷はくっ付いていないが、私が他のことをしている間に水を使っている。物事には順番というものがあって、私が執り行っている以上は私の順番を理解して欲しい。それ以前に、カウンターと厨房のことを1度には出来ないのは当たり前だ。彼らときたら、そういう時に限って自分を最優先させたがって大騒ぎする。1日中「私がするって言ってるんだから触んな!」と怒ってばかりいた。連携の取れない時は、どうやってもダメだったりするのだ。

せいぜい私は怪我をしないように気をつけなくては。
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by saporterK | 2007-08-20 23:22 | Comments(0)

一瞬、雨。

谷晃の「仮想茶会潜入記」(淡交社)が届いていた。地元の本屋では「絶対」置いていないジャンルなので、こういうのはネットで買ったほうが早い。時間が空いたら読もうと思っていたが、本日は読めず。

昨日、マスターが怪我をした。ここ数日お手洗いの鍵が調子悪く、マスターが新しいのに取り替えていたのだが、ネジを付ける場所にキリで少し穴をつけておく労を惜しんだら、ドライバーが滑って自分の指を抉ったという。男だけど貧血気味のマスターは、中指から流れる血を見て青くなっていた。そんくらいじゃ死なないよと非情なことを言い放つ娘を見てなお青くなった。おかげで鍵は直った。代わりに私が洗い物を全部引き受けた。コーヒーネルも洗えないので、マスターは食器を拭く役割になった。

8時頃から何やら空が賑やかで風も吹いて気持ち良い。盛大にビカビカと光る雷のわりに音は遠いし弱い。でもそんな時こそ停電したりするので、パソコンの電源を落としに家に行く。ついでにお風呂掃除をしていたら、電気がパパッと瞬いた。そのくらいの電圧の変化でダメになるわけもなかろうが、コンセントを抜いておいて良かった。結局、ワッと降ったけどほんの申しわけ程度。降る前のほうがずっと風も吹いて涼しかったくらい。

がっかりして、また窓を開けて蒸し暑い空気を外へ。
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by saporterK | 2007-08-19 23:37 | Comments(0)

い、いたたた・・・

f0053615_0162174.jpg母上の菜園で採れるスイカも終盤。だんだん小粒になって、水っぽい感じ。でも喉が渇くと、さっぱりしてジューシーで潤う。今年はスイカ、小玉だけどたくさん食べた。満足。まだ冷凍庫にスイカシャーベットが残っているけど、スイカはスイカとしてそのまま食べたほうが美味しい。


お店の裏はどうしても後手に回さないと間に合わないので、草がそれなりに伸びつつある。夕方、風が出てきたのでユリアンをかまいながら草を抜いていく。しゃがみこんでしばらくすると、その姿勢のままで骨も筋肉も固まってしまい、移動のたびに「ぐぁぁぁっ」などと唸りながら、身体を伸ばすけど、怪我を抱えている部分ほど伸びない。お店の表と違って、カマキリもハチもいない。ダンゴムシも少ない。でも、代わりに栄養失調みたいな小さい小さいムカデが結構いた。厚い軍手をはめているので噛まれてもなんともないが、ちょっとコワい。でもムカデも保身のために丸くなってしまうので、ちょいとカンナで掬い取って道の向こうへ投げてしまう。

明日は筋肉痛と腰痛が出そうな気もするが、雑草という種類を人間が分類してしまったことに反旗を翻す勇気はない。草を抜きながら、永平寺の体験修行の中で、生活全般一挙手一投足が修行であると聞いたのを思い出す。草が生えた面積を自分の心と仮定して、草を悩みや煩悩や妄想や怒りや哀しみだということにして、せっせと作業してみた。小さすぎて抜けない草は別にしても、全体を見渡すと、草を抜いた場所を手をつけていない場所は歴然と景色が違う。なんだか「あぁ、そうか」と、腑に落ちた。

知人がお裾分けしてくれた手作りの梅干しを食べ、顔をぎゅぎゅっと窄めて気持ちもしゃっきり。汗をかいた後に何か口にするのが、幸せ。
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by saporterK | 2007-08-19 00:47 | Comments(0)