南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by saporterK

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睡眠の秋。

本日定休。
寝ぼけたという話を書いた記事を消したくらい、起きたあともぼんやりしていたとみえ、結局買い物に出掛けもせず家で過ごす。平日の昼前後は、わりとどこも閑散としているので、出無精な私はそのピンポイントでしか出掛けない。人がお昼ご飯をかき込んでいる内に、服を試着したり本屋をひやかしたり。これが3時を過ぎると人が出始めて騒がしくなってくる。その辺りを移動にあてる。という計画でいたのが、母上に出ばなを挫かれて「今日は出掛けない」と決めて居間に座り込んだ。

寝不足感があったので、とにかく眠った。昼間に眠ると必ず吹き出物ができるが、かまわないで寝る。そしてうーん、うーん、と夢にうなされた自分の声で目覚めた。これではいつまで経っても良い眠りは訪れない。動く気力もすっかりなくなり、紅茶を飲んで惨憺たる休日を思っていると母上が帰宅。「なんで出掛けないの?」と言われてカチンとくるが、これは私がひとりで怒っているだけなので、八つ当たりしても詮無い。フェニルアラニンの分泌が不安定になるという秋は、だから誰もが気怠くなる。私は不機嫌になる。本も1行も読めずに終わる。やる気のない日。うまく過ごせなかった休み。吹き出物は左眉頭に出現。
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by saporterK | 2007-10-31 23:14

鼻声。

不意に出る鼻水を止めるべく、薬を服用。風邪というと喉に真っ先にくる私の「塩入り紅茶うがい」信仰は、鼻水には有効ではない。しかも、高熱より喉の痛みより、鼻づまり鼻水に私は弱い。念のため保湿ティッシュ持参で、匂いがわからないので、ただのお運び。誰が聞いても立派な鼻声なので、話しをするのも申しわけないくらいだったけど、お客さんと、本の挿絵、新訳ブーム、一人旅などについて。私は昔ながらの堅苦しいような訳も好きなので、今はまだ新訳版の作品は買ったことがない。読み比べの名の下に同じタイトルの本を並べて置いているせいもあって、家族から激しい抵抗を受けているからでもある。複数冊ある本は、部屋・サンルームの棚・お店・母屋に散らすこともある。それに対して、博識なお客さんから親の前で理解を得られると、ほんのちょっぴりだけ抵抗が和らぐ場合もある。但し「Kがそうすることに本当に意味と意義があるのか」という疑問は消えないけれど。私も何とも言えない。聞き苦しい鼻声でも話しが弾むと自分は気にならなくなる。でも、くしゃみはしないまでも、人の鼻声を聞かされる側も、たとえ元気でも何となく鬱陶しい気分になるので、かなり迷惑だったろう。

薬が切れて、またつるつるっと鼻が出てきたので9時に上がらせてもらう。明日マスターは、のむら清六遺作展準備の為、朝から塩山へお手伝い遠征。お手伝い部隊は、清六さんと親交のあった、そして今も奥さんと親交の続いている人達が集まる。話を聞くのも面白い人達。いいなぁ。以前お手伝いした時、楽しかったもんなぁ。「私も行きたーい」けど、出稼ぎもあるし、何より母上ひとりでお店はできないので断念。
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by saporterK | 2007-10-30 00:14

強いのか弱いのか。

1晩寝て、だいぶ具合が良い。
自分の免疫力の強さに疑問を抱くけど、長引かないでいられるなら良しとすべきか。そういえば山梨に帰ってからの数年は、とにかくすぐ風邪をひいたり貧血を起こしていた。溌剌とはしていなくて、倍も3倍も歳を取っていたみたいだった。

鍼灸院の先生が「脂肪であと3キロ太れ」と言われたことの意味が、この2年ほどで実感された。太ることに意味があるというよりは、そのためにこれまであまり量を食べなかった朝ご飯を少しずつ増やしたり、色々食べるようになったことで、ちゃんと必要な栄養を摂って、身体が本来の機能を発揮しだしたから。風邪も以前ほどでもないし、治りも早くなってきた。今年は貧血検査もひっかからなかった。「そうか、丈夫になるってこういうことか」と今更に感じる。

そのくせ風邪菌に勝った直後に風邪をひくこともあるけど、思い返せばもっと若くて細胞もピチピチしていた時代に丈夫だったら良かったな、と少しサミシい気もした。だからこそ、取り戻すくらい今から溌剌としたいので、強いのか弱いのかわからない自分の免疫力を信じていこう。洗濯が終わったらお店に行くぞー。
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by saporterK | 2007-10-29 11:26

ブルータス、お前もか。

夕べ3時間ほど寝たあたりで、いきなり目が醒めた。ぐだぐだしても眠れず朝の5時。もう年寄り並みの睡眠になったのだろうかと思うも、試飲会の料理で決めかねていることがあったので、布団を頭からかぶって腕だけ出して1時間ほど本やメモを眺めていた。ハッキリ決まって「あースッキリ」となって、ようやく眠れる。

ところが。
次に目が醒めたら、何やら鼻づまりを起こしている。でも気になるほどではなかったので起き出して、ちょっと他所で油を売ってから買い出し。目に鮮やかな野菜を眺めて過ごす。お店に戻ったら、不意につるつるっと鼻水が出そうになる。あれよあれよと鼻が詰まっているほうの顔半分が痺れたようになって、従って(?)頭も半分くらい使えないので、いくつも併行しないで作ろうかと思いつつ仕事。でも作り置くと色が変わる物もあるので、結局開始直前に一気呵成に作った。そんな時にオニオンスライスが薄く切れず、厚いのをつまみ出して削ぎ直したり。しかも開始1時間前に参加者が増えたりして、チーズを自分用にこっそり追加で買った悪業が浄化されるハプニングが起きた。鼻はとりあえず機能していたけど、一応母上にも味見してもらった。

料理もワインもよろしい反応を頂戴し、ホッとしたら緊張と不安が解けて、同時に盛大にくしゃみを連発。こりゃいかん、でもワインの味をみないとならん、で、ますます鼻は詰まる。薬を飲めないので、レモンをぎゅうぎゅう絞ってお湯割りで飲んだり。花粉症の時期みたいに鼻をかみ続けて痛い。自分自身に裏切られたような気分。風邪菌に打ち勝ったはずの自分、布団から腕を半分くらい出しただけで風邪ひくなよ。
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by saporterK | 2007-10-29 01:05

高山のお土産。

風雨でぶんぶん振り回される植木や落ち葉などを眺めながらお店でお茶を飲む。こんな台風の日に、それでもお店に来て下さるお客さん。初めてのお客さんとも「困りましたねぇ」と苦笑い。常連さんは「明日は晴れるよね。ゴルフの月例なんだ。」と元気なことを話していた。ユリアンは、憔悴しきって丸くなっていた。

f0053615_23271761.jpg5時を回る頃、冗談で「今日はこれで終わりかもよ」なんて言っていたら、ドアが開いた。仕事で高山へ転勤になったお客さん。「これはね、絶対おいしいから買ってきたんだよ」と小さい包みを戴いた。高山の分隣堂の「栗よせ」。栗みっしり、さらし餡みっしり。口に含むと、蒸し羊羹ともういろうとも違う食感。栗もふっくらとして粉気がなくて餡と同化してるみたいになめらか。和三盆の甘味が消えるように柔らかい。マスターと母上はあっという間に食べてしまった。1人で勿体ない食べ方をしていたけど、うーん、幸せー。相変わらずの寒い系のオヤジギャグを飛ばされ、激しく突っ込みながらその変わらなさに安心する。よほど高山の水が合っているのか、単身赴任の割に健康そう。ココアを飲んで滞在時間30分もしないで次の予定の為に帰っていく背中を見送る。何年経ってもふらりと突然立ち寄ってくれて、再会した瞬間に以前と同じように話せる。お店には、色々なお客さんが日々いらっしゃる。居間でコーヒーを飲むように足を運ばれるヘビーユーザーから数年に1度何かの巡礼みたいに訪れたり、ずっと存在を気にされていて「意を決して」来店されたり、迷い込まれたり。家と同じくらいの感覚のお客さんの隣で、敷居が高くてなかなか来られなかったと告白されるお客さんが座る。お店は16年もここに「居る」のに、それぞれ異なる感覚で同じコーヒーを飲んでいかれる。だからいつも同じ場所にいる私達も新鮮な気持ちがする。マスターや母上はわからないけど、私は、くらくらして楽しい。
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by saporterK | 2007-10-27 23:53

秋雨じゃないんだ。。。

女心が秋の空のようでも、この時期に台風接近ですか。。。
夕べ知らないうちに使用中の「冬用でも夏用でもない羽毛布団」を母上に強奪されて、丸まった「完全冬用仕様」の羽毛布団が乗っかっていた。

重さはともかく暑くて寝汗をかいて、冷える。起きたら鼻が詰まってぼんやりしている。おいおい、風邪に打ち勝ったばかりじゃなかったかね、自分。。。
風邪というよりは、よく眠れなくて、ほげーっとなっている感じもする。
はい、仕事仕事。。。
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by saporterK | 2007-10-27 12:03

眉間の渓谷が。。。

1時に寝て5時半の夕立みたいな雨に起こされ、まんじりともせず朝の出稼ぎへ。コーナー追加後、初の最短エンド時間1分48秒の記録に、それは私のせいかという疑問に囚われて頭が痛くなった。もう「巻いて」とか言えない段階になってぐいぐい時間が押していき、叫ぶことすらできなかった。ゲストが多いとか、立会人がいるとか、私には関係なくて、平穏無事に終えたいだけ。いつもなら25秒で読める原稿を40秒超えで読まれたら手の施しようがない。でもエンド時間を読み上げた私に避難めいた声が上がって、泣きたくなった。ぐやじぃー。

片付けをしながら嫌がらせみたいに毎週「怖い」だの何だのねちねち言われてうんざり。なので「それならそれでかまわないけど」と一言返した。ふざけてるのかいつも誇張した口振りに、曖昧に笑って合わせていた自分がバカに思えたから。やってられるか、こんにゃろ。かー、腹立つ。1人で憮然となるのもうんざり。当然1人では物事は成立しない。他の人達も逆に同じように私に腹を立てて、私がいないところで「やってられるか」とか言っていそうだ。でもそんなことを考える気力もない。考えたって意味もないけど。ねちねちに本気で腹を立てて傷付いている自分にもうんざり。無言で仏顔でスルーしてればいいじゃん、そういう人もいるんだからさー。でもできないんだよーっ。頭の中で「ほどほどな自分」と「本気な自分」が「狭量な自分」について対決する。
自己嫌悪で疲れた日。眉間に渓谷ができてる。ぐあーっ。
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by saporterK | 2007-10-26 23:54
風邪に打ち勝った勝利感を抱きながら出稼ぎ。
お店の常連さんでもある館長が案内役でVTRに登場。で、ついでみたいに井伏鱒二繋がりで、母方の(行き来は頻繁にあるので近く感じる)遠縁の堤俳一佳の写真が出た。飯田蛇笏・龍太同様、堤俳一佳・高嶺も親子で俳人。私は勿論俳一佳さんに会ったこともないが、高嶺おじに放送のこと話さなくちゃ。親子ではあまり似ていなくて、俳一佳さんはちょっぴりマハトマ・ガンジーに似ていた(写真が粗くてそう見えただけかも)。

お腹が空きすぎて、ふらりと寄ったお店でティラミスとコーヒーで夜のブレイク。甘さは柔らかい。でも味のメリハリになる苦味が今一歩。私は、スポンジもココア生地にしてエスプレッソもリストレット並みに濃くして、マスカルポーネにはちょっぴりリモンチェッロを混ぜるのが好き。もちろんココアパウダーもたっぷり或いはビターチョコを削って、がつーんと苦味がきて、爽やかなチーズの風味が後を追うくらいのが。ティラミスは、大人のおやつだから。官能的ななめらかさと味わいを追及したいところ。

さて、あっさりティラミスとコーヒーを収めたとはいえお腹は空いているので、お店に戻ったら、姐さんから隣の店子の居酒屋さんのレモンサワーの差し入れがあったという。「さっき貰ったんだけど、ママ飲めない」というので、何も食べないうちにたっぷり残ったレモンサワーを飲まされた。それだけでお腹いっぱい。帰宅してお風呂の順番を待つ間、粒マスタードが効いたポテトサラダを食べた。カロリー的には充分。栄養学的には褒められない内容なり。まぁ、たまにはいいさ。
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by saporterK | 2007-10-25 23:50

映画を観に。

本日定休。
9時半に目覚ましが鳴ったけど起きれず。お昼の鐘が聞こえて起き出す。体調が悪い時に見る夢は、色々な要素が綯い交ぜになっていて複雑な気持ち。新聞で映画の上映時刻を見て「間に合うな」と思い立って着替えていたら、母上が「行くの?そんなに観たいの?」と声を掛けてきた。そこまで観たいわけではないけど、寝ていても腰や背中が痛くなるだけだし。で、滑り込みセーフ。席があるかなと入ると、なんと全員女性。「Mostly Martha」を観たことがある人は、いるだろうか。

音楽のセレクトは良しとして、セリフがオリジナルと殆ど同じ。キャラクターの設定に国民性の差が出た。内容は、物語の設定があちこちいかずに凝縮されているのですっきりはしていたので全体的には好き。ただ、男を引き留めるために自分の最高のレシピを差し出すというのはどうなのだろうか。実際に教えたかは関係なくて、映画ではその行動に踏み切ったことに意味があるのだが。自分の構築した世界を、アイデンティティを、魂を差し出す勇気を表すのに他の手段はないのだろうか。私はしがみつくほどの料理はないけれど、基本的に人には教えたことがない。それが他人を受け入れないと同等なら、永遠に受け入れられないのだろう。

ちょっとゾクリときたけど、帰宅してからは少し身体がラク。ということはいよいよ風邪菌に勝ってきたということだろう。よしよし。
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by saporterK | 2007-10-24 18:26

形勢逆転なるか。

どうやって出稼ぎへ行きどうやって戻ってきたのかよく思い出せないが、ちゃんと行って仕事して帰ってきた。予防の為にマスク着用し、ここぞとばかりにお化粧を省く。そのままお昼ご飯は外で食べたが、慌てても後の祭りなので、勝手に1人で恥ずかしがってみた(心の中で)。のど飴を食べ続ける。お店に戻って軽くお化粧して、マスクを外す。顔が寒く感じたので、マスクの保温力を見直す。粘膜を守る保湿力も実感。外した途端に鼻と口が乾燥して、紅茶を飲み飴を食べ続ける。お客さんがひいたところで塩入り紅茶でうがいをする。

飴を食べ続けてお腹が空かない。と思いきや、マスターの知人の葡萄農家さんが、ロザリオロッソ、ピッテロビアンコなどそろそろ終わりの珍し系をお土産に訪ねて下さったので、葡萄を食べ続けて夕飯にする。喉が潤う。昨日は近所で貰った甲斐路と甲州と母上の「伸ばしっぱなし」の野ぶどうを食べ続けて夕飯にした。肌の調子は良いようだ。朝からオレンジジュースなど「天然のビタミンを摂れば大抵の風邪は治る」という自分の信仰を信じて果糖を摂りすぎないよう注意したうえで、葡萄もたっぷりと。

風邪菌に負けた感じがしたが、いつになく心ゆくまで葡萄もたくさん食べ、今は何となく五分五分に持ちこたえ、もしかしたら今晩寝たら勝つのではと思い始めた。なぜって明日は定休日だし、金曜まで上映の映画を観たいから治らないと困るから。因みに母上はだいぶ風邪菌に負けているので帰宅後は早々に寝てしまった。
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by saporterK | 2007-10-24 00:07