南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by saporterK

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マジ降り。

出稼ぎを終えて外に出たら、雨が本降りだった。冬の雨にしては随分マジ降りです。そして、そんなに履き古しているわけではないはずの、出稼ぎ用の靴の爪先から浸水。後でよーく見たら、ひび割れみたいな擦れみたいなところから水が染みてきていた。ぼさーっと歩いているとき、たまに爪先を擦って転けそうになるが、度重なっていたのだろうか。でもまぁ、足の甲側の爪先も、何かで引っ掛けて人工皮革にめくれが起きたりして、見た目は相当ボロッちくなっていたので、寿命ということか。

お店に戻る頃、少し小雨になった。戴き物のキャラメルを食べつつ、話をしつつ過ごす。お店を20年近く続けていると、お客さんの人生も大きく変わっているもので、私も「その頃、まだ学生服着てた」などと言うこともある。昔話をすると、マスターが少々若返る、ような気がする。不景気の現在を憂うよりは、昔を懐かしんで若返るような気がするのも良いのだと思う。現実逃避の意味ではなくて、その長い間にどれだけ良い思い出がたくさん紡ぎ出されてきたのか、どれだけ多くの人達と出会って、彼らの人生の一部に登場できたのか、そういうことを喜べるから。

帰宅する頃には、雨のマジ降り加減が一層増す。冬にこんな激しい雨が降るんだなぁ。2階に寝起きする私の耳には、ジャブジャブ雨の音がする。屋根、木、道路、トタン板、色々な物にあたる雨の音は少々賑やかすぎるが、なんとのうそれが眠気を呼んでくる。
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by saporterK | 2009-01-31 01:44

知らぬ人よ。

出稼ぎ先の番組リハーサル中に、私の携帯が鳴った。休憩に入ってから見たら、知らない番号。しかも市外局番「042」。埼玉?町田?と思いながらも、覚えのない番号でかけるのがこわい。私は電話に出ないことでも知られているが、覚えのない番号に折り返したこともない。

誰だろうなぁ。今朝もまだ私は寝ている時刻に電話が鳴った。それは市外局番「02」か「023」。東北方面か?でも私はそちらに知り合いは1人もいない。だけでなく、私が何時に起きるのか生活リズムを知らない時点で、その電話に出る気がない。緊急なら何度もかけてくるだろうから。

そんな話をスタッフとしていたら、留守電マークに気がついた。さっきの「042」からだ。「…あ、留守電になった」という男性の声がしたら、切れた。声に覚えはない。年齢すら推定不可能である。今の番号になって7年くらいになるが、あの声の主と1度でも話した覚えはない。なぜって、私の携帯番号を知っている男性は、数えるのに10本の指を1回ずつ曲げただけで十分だからだ。しかも半数は身内だ。

知らぬ人々よ、留守電に残すなら、まず名乗られよ。
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by saporterK | 2009-01-29 23:36

テレビ局的…?

出稼ぎ先の収録で、本を紹介するコーナーが時々ある。前から収録でチェックして、帰りに本を提供している本屋に寄って買ったりしていた。で、いつも「ここで買い取れないのかなぁ」と思っていて、今日は味方がついてやってしまいました。

買い取り。

テレビ局というと、衣装やアクセサリーをスタイリスト経由で買い取るなんて話はよく聞く。それを本で出来るとは。とはいえ「現金買い取りできますよね?」などと無理矢理買い取った感がないでもないが、天童荒太「悼む人」を買い取りました。天童荒太は実はどれも読んだことがなかったので、こういう時でもなかったら読まないと思ったので。本の紹介をする書店員の趣味で選んでいるんだろうなと思われるオススメ本には、結構な偏りがある。でも趣味は悪くない。

私が「それならこっちも紹介してほしかった」と思った本とどちらを紹介するか迷ったというのを、ここでオススメしておく。山本兼一「利休にたずねよ」。これは谷晃「仮想 茶会潜入記」と一緒に勧めたい。でも茶道や道具に興味のない人には、何が心踊らせる要素なのか理解しにくい世界かもしれない。しかし生命力の宿った茶道具には、興味がなくてもゾクゾクする何かが感じられるものである。
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by saporterK | 2009-01-28 00:26

花札。

マスターがDSで麻雀ゲームをしている。私は「ちっ、しょーがねー親父殿だ」と思いつつ、クロッシェマフラーをちまちま編んでいる。隣で姐さんがDSで花札をしている。幼稚園児の頃、誰かが教えてくれて花札をした覚えがある。シカの札と牡丹の札が「カワイイ」と思って好きだった、というのを覚えているくらいでルールは思い出せない。チラチラと進行具合を眺めていた。展開が速すぎてワケわからん。

「あ、でもルール説明があるんだね。これ読めばわかるかも」と言ったら、相変わらずのマニュアル人間なのを笑われた。チラリとマフラーを見て「春には仕上がる?」と、私の見通しを見通されていた。暫し花札の進行を眺めていたら「やってみれば思い出すよ」と、突然貸してくれ、やってみた。どの札が良いとか判らぬ。何となく理解してきて、トータルでは勝ち。マスターが隙間時間も惜しんで麻雀するのを「ちっ」とか思って、今でも思うんだけど、私もどっちかというと熱中派なので、ガツンとやってみた。しかし終わってみて「うーん、姐さんの顔がゆらゆらしてみえるよ」。眼精疲労が取れていないのに疲労度を深めてしまった。それくらい深みにはまっていらしい。ゲームの恐ろしいところだ。

しかもその後も編み物をしていた。しかも途中で間違いに気付いて「あれぇ、お代官様ぁ」で糸を解くこと2回。花札、結局ルールはちょっぴりしか判らないし、ゲームでガイドが付くから進行できるという程度だが、やってみると面白い。でも生身の人間同士で遊ぶと絶対に人間関係に亀裂が生じるからしない。負けたら私はウジウジ引きずるタイプなので、機械相手にやっているほうがラク。だから逆に飽きるのも早いだろうが。
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by saporterK | 2009-01-27 00:04

集中、集中、でも。

代行で子供クイズ番組の時間を、すごーく久しぶりに図ってきた。集中が途切れないという自己暗示の為に、イチョウ葉配合のハーブティーで脳に活力を与え、カパラバーティやナーディシュッディでやる気を起こしつつ冷静さを保持。喉と鼻の通りを良くするためにミントタブレットをボリボリ。

3本目からは、もう相撲の千秋楽が気になってしかたない。今日はスイッチが切り替わるみたいに、相撲のチラ見と収録と、集中がパチパチ切り替わっていた。傍目には「集中が散漫している」ように見えただろう。不思議な感覚がしていて、切り替えた途端に片方を忘れるような、自分の中だけのことだが、いつもこれだけ集中を保持しつつ切り替えて、様々なことに取り組めたらなぁと感じた。

問題もなく終わって安堵。出稼ぎ先を出て、車中ずっと脳が腫れているみたいな疲労感に襲われて、途中で休憩。馴れないことで、さすがにぐったり。反動でボーッとしている感じ。出場者の中に、インフルエンザ罹患者や風邪で高熱を出した状態で来場した子供がいた。頼む、どれほど来たくても、来てくれるな。つか、その親の判断は間違っているだろうよ。どうよ。スタジオのスタッフの多くが予防の為のマスク姿。普段なら笑えるけど、ちょっと冗談にならない状況でした。今日から数日、自分が風邪菌やウイルスに冒されていないか、闘いに勝つか見守ろう。その話をして、母上が陶板浴に誘ってくれたが、もう行く元気ありません。でもあれは体内温度を高めるので、体内の風邪菌やウイルスを殺す作用があると思うので、本当は今日のうちに行ったほうが良かったのだろう。
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by saporterK | 2009-01-26 00:20

原因は。

お店で編み物を続けた。ネットで見た編み方を他の毛糸で試して「キレイで可愛いけど、間に指を突っ込んだり、何かで引っ掛けそう」なので結局断念した。びやーっと解くのは爽快でもあるけれど、数十分が徒労に終わったのもかなしい。でも憧れだけで編めないと思った物が、存外シンプルな編み方からなっていることは判ったぞ。

緊張の抜き具合が判ってきた編み物だが、なぜかまた首が痛くなってきた。しょっちゅう首を回したり、腕を動かしたり、揉み解したりしていたのだが。私は頸椎がもともと弱く、痛むと必ず利き手の左側がおかしくなる。結構休憩を取っていたのになぁ。
と思ってふと「目の疲れか」ということに気付いた。眼精疲労は首や肩にもくるんだったな。それではいくら首や肩を動かしたり揉んでも意味がない。原因の目の疲れが癒えなくては。でもお店にいて、目を閉じているわけにもいかないので、ほげーっとしながら焦点を合わせたりズラしたり、アボカドの鉢植えを眺めたりしていた。

うぅ、とりあえず明日イレギュラーで子供クイズ番組の時間を図るから、戻ったら目を休めるとしよう。
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by saporterK | 2009-01-24 23:39

必要かどうか。

出稼ぎ先、午後の籠り仕事部屋で、制作女子と語り合い(つか、殆ど私の独壇場)。私の頭は学んだことがそのままホットな状態で、まだ自分自身に絡めて全て噛み砕いているわけではないので、1年分を一気に説明しようとして絡まる。ごめんね、もっと上手に話せたら良いんだけど。それ繋がりで、再び「知りたいことを知る為に、語学の壁を乗り越える」苦悩に浸る。あぁ、この単語、昔やったのだけは覚えているけど意味は覚えていないや、ばっかり。うぅ。でも自分が必要で知りたいと思っていることなので、格闘しますよ、もちろん。

ラジャス(動性)の物の中にはアルコールも入る。人を、攻撃的にさせる性質を持つ食べ物ということで。でも、まだワインはセラーにみっしり入っている。自宅にもある。そして常連さんのお土産で韓国のジンロの6本入りを戴いた。更に、地鎮祭で余った日本酒2本がある。私個人としては、かなり「うふふ」な喜びに満ちているが、量を飲むわけではないので「いつ飲み終わるんだろうか」という先の見えない状況でもある。ぼちぼち飲みます。ずっと使いたい「もやしもん」キャラがプリントされたお猪口が使えるではないか。(そういえば、お店の「もやしもん」7巻が行方不明です。読もうと思ったらなかった。)憂さ晴らしに飲むお酒は身体に悪い。でも適量を楽しく美味しく飲むのは、気持ちの上で切り替えがしやすくなると思うので、必要だと思った時は、どうせ身体が「このくらいで良い」と判っているから、その量を飲むことにしている。だから、二日酔いもないのです。

ストイックになろうと思えば、いくらでも食餌制限できる。ライフスタイルも替えられる。でも、今はそこまでする必要性を感じない。尤も肉食への渇望は相当減少しているし、油っぽい物を欲するのはどんな時かというのも判っている。自分が欲しているかどうかを判ることは、食べる物も自然と変化し、メリハリがついてくるもんだなぁと実感する日々。意味なくスナック菓子を食べることもなくなったし、ただ空腹を満たすだけの食事がいかに虚しいかも知っている。それは、食べることが好きな人ほど、知っていてほしいことかもしれない。
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by saporterK | 2009-01-24 00:13

身の程知らず。

雨でした。関節のあちこちが軋みます。

f0053615_055465.jpgさて、ホビーラホビーレの「ニットといつも」を買って眺めるだけでは勿体ないので、他の編み方の物を作ろうと思っていたのを変更して(また、でも通年用)マフラーを編み始めてみた。夕べ、陶板浴を終えて帰宅し、ワインを飲んで酔っている頭で編み出して、1時間ほど(途中解いたりして)編んでとりあえずこのあたり。まだまだ。この毛糸、セールで買った絹と麻の混合糸。初心者が買う糸じゃねーだろ、と自分で突っ込んでしまったけど「発色が美しい」理由で買った物。もう1本はローズベージュ。この紫の実際はもっと良い色。オールシーズン使えるけど家庭で洗濯はできないだろうに、発色の美しさだけで買った私。編みますとも。編んで使いますとも。でもそのマフラーは、ハンガーにグルグル巻いた状態しか写真がないので、編み出した本体の中心部がこれで本当に良いのかわからない。編み図通りに編んでいるので間違いはないはずだが。

酔いながら居間で編んでいて、きれいに編めていると思って「見て見て」と両親の前で広げて見せた。「あ、きれいじゃん」珍しくマスターが褒めたと思ったら「その色、きれいじゃん」。酔って気分が良い私は「編み目がね、揃ってて、きれい」と応えて、もにょもにょ独り言を繰りながら編んでいた。1晩経ってから見ても、編み目はなかなか揃ってきれいだと思う。母上はさすが、編めなくなっても、パッと見で糸が「あらシルク、良い」と判っていた。娘が身の程知らずにも良い素材でザクザク編んでいる事に関しては触れなかった。毎日編むことはできないだろうから、これも春までに完成すれば良いや、な見通し。
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by saporterK | 2009-01-23 00:26

その音が。

本日定休。
月曜日の顛末で身体の冷えが残っていて、ふと母上がハマっていた「陶板浴」を思い出した。数日前にもそんな話をお客さんとしているのを横で聞いていたのだった。岩盤ではなく、陶板。じわじわと温める点では同じらしい。場所が判りにくいので母上と共に行ってきた。休憩所に置いてあった「奇跡のリンゴ」を読み出したら程なく予約時刻となる。しゃくとり虫を観察していたところまでしか読めず。

ミストサウナの蒸気がない感じだろうか。母上が横から世話をやくのをスルーしつつ、ゴロリ。バスタオルを敷いてちょうどジワジワ熱が伝わる。気持ち良い。しかし、流れていたヒーリング音楽が耳触り。この手の音楽の中には、波長が合わずに返って気が立ってくるものがある。テレビで人気があるほうの、安易なスピリチュアルって感じがする。鳥の声が入って「メジロとかかな。つかカッコーまでいるのかよ」と突っ込みを入れたりしてしまい、気が散る。場所も季節も無視してただ混ぜただけの鳥の声に一体癒しの効果などあるのか。あれじゃ滝や川か波の音だけのほうが良いのに。

汗をかくにも集中が要る。なぜなら陶板から伝わるその熱が、自分の身体に如何にして浸透しているかが意識化できなくては、あまり意味を為さないから。そうしなくても身体が温まるが、自分の内部のどこが冷えているのか、どんなふうに強張っているのか気付くことが大切なのだ。で、神経や精神を鎮めるヒーリングのくせにシンセサイザーなのは矛盾してないのか、とCDに突っ込んでいたせいで、思ったほど冷えの芯まで熱が到達しなかった感じ。その横で、母上は滝の汗を流していた。
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by saporterK | 2009-01-21 23:47

向き不向き。

そういえば昨日ドラマ化された「神の雫」の後半を観た。なぜあれをドラマ化に選んだのかよくわからない。キャスティングはビミョー、登場人物のキャラ変え過ぎ(特に雅。俳優の事ではなくて、ああいう女はワインを好きにならないことが多い。飲む相手だけで飲んでいる物が旨いかどうか判断するタイプ、という印象を受ける点で、脚本家の考え方に疑問を抱く)、演技もビミョー、構成も雑…。

私はワインは美味しく飲めれば良い、くらいのタイプだけど、そんな目から見ても突っ込みどころ満載。あのドラマを観てワインが一層売れてブームになるかと言うとこれもビミョー。つか一緒に飲んでいて、ワインをああいう表現で形容したらぶん殴るかも。手元のナイフとフォーク投げるかも。それにワインバーに、厚化粧したチャラチャラ女が働くこと自体、化粧品の香料で鼻が利かなくなるから無理ではなかろうか。つらつら考えているも、全然ワインを飲みたくならない。先日「プロヴァンスの贈り物」という映画をWOWOWで観たが、そちらの方がワインを飲みたくさせる。知識になるとかでなく、ワインを飲みたくなる。

ドラマという時間と回数に制約がある表現方法を採用する意味のわからないドラマだった。もっとワインはシンプルに気軽に楽しく美味しく飲むものだと思いたい。漫画は好きだけど、ドラマは観る必要はなかったな、とつくづく。キャストの誰もファンじゃないから余計に。ファンだって、目当ての俳優を観るんであって、あの内容はどっちでも良いんじゃないかと感じて終了。
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by saporterK | 2009-01-21 12:30