南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by saporterK

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親戚。

親戚が立ち寄ってくれました。
祖父の命日は過ぎましたが、マスター方の叔母と従妹がお参りに。
先週母上とこれでもかと掃除をしたけど、雨とか春一番で、敷地に
植えてある椿の花が落ちたりしてすごいことになっていました。
まだ嫁に行かぬ私と従妹は、周囲をよそにのんびり茶など啜って
草餅を食べて、久しぶりに会った時間を楽しみました。

その後、母上方の従姉一家が、苺狩りの帰りに寄ってくれました。
私が「何か女子っぽいことをしよう」と思い立って編み物を選んだのは、
従姉がまだ独身の頃、クロスステッチやレース編みなどをしていたのを
見て、当時その手のことは苦手だと思っていたので「すごいなぁ」と
憧れていたから、というのも理由のひとつでした。

従姉の旦那さんはとても朗らかで優しくて、ふわふわ柔らかい空気。
従姉一家を見ていると、あぁ結婚も素敵だなぁとか思ったりしますが、
それは従姉や旦那さんは、様々な要素が既に素敵で、結婚そのものと
相関はなくても彼らは素敵な人々なので、結婚も素敵に思えるのです。

夜、ヤスミン・クラウザー「サフラン・キッチン」を読み始め、
結婚って何なんだろうなぁと少し考えました。
まぁ、考えている内は結婚し(でき)ないんだろうなぁとも思いました。
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by saporterK | 2010-02-28 23:56

なんて画数だ。

お店へ歩く道すがら、氏神様の桜を見ていました。
芽がだいぶ目立って見えるようになってきました。空気もぬるい日。

編み物をしつつ、目が疲れたら本を読む、そんな日でした。
で、先日本屋で岩波文庫のリクエスト復刊がまた新たに出ており、
泉鏡花「日本橋」を購入。久しぶりに泉鏡花を読みます。

リクエスト復刊は、現在のフォントや行間字間にし直すわけではない為、
出版当時のまま。驚愕の小ささ。
旧漢字というだけでもかなり記憶が怪しくなっています。
克てて加えて泉鏡花の文体。頭がブンブン唸りをあげて働かねば、私は
読み進められません。
しかも小さい字で、画数の多い物は微妙に潰れている感じです。
誰に見栄を張ってか、ものすごく画数の多い、でも現在ではものすごく
簡単な漢字と格闘していました。

ところで私の祖母は、お嫁に来るまで共立女学校の家政の先生でした。
現在の私の年齢で亡くなっており、残っている物は本当に少なく、しかし
当時の教本が2冊手元にあります。そして同じように旧漢字。
私は疎かマスターでさえ幼少期までしか一緒にいられなかった祖母の、
その触れたことのない手が同じ本を手にしていたと思うと、読みながら
何か懐かしみすら感じたものです。

そしてその読書のおかげと、祖父の蔵書をしょぼしょぼ読んだおかげか、
辛うじて今の段階では漢和辞典のお世話にならず読み進めています。
とりあえず初見なので、行間までは読めずとも、話の内容は追えている。
しかし佐藤春夫の解説の中で、読者や評論に対する文章が辛辣で、自分に
言われているようで、実にボディブローを喰らった気分になりました。
でも私は泉鏡花が好きなのです。

現代において旧漢字に触れる機会はまずありません。漢字をたくさん
知っているのは教養でしょうが、さて旧漢字はどうなんでしょうか。
そんなことを思いつつ、読めても遅々として進まぬ読書をしています。
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by saporterK | 2010-02-28 00:37

今年も出たな、

花粉症が。
一応、目のかゆかゆとか、喉のイガイガとか、鼻のもぞもぞもあり、
出稼ぎ先の生放送中に出ました。今年も発症です。
でも周囲のスタッフの皆さんと比べたら、すごく軽いです。
いま貧血週間で体力も免疫も落ちているから、普段より重いですが、
それでも周囲より軽い。しかも湿度があるのでより軽い。

今日から漢方薬も飲み始めました。以前「飲みやすい」なんて書いた
味ですが、あれは別の何かの時の漢方薬でした。
1年ぶりに飲んだら、甘酸っぱ苦かったです。複雑な味わいでした。
でもそれで更に軽減するので、熱々を啜るようにして飲みます。
「溶け残りも飲みましょう」という注意書きにも従います。

花粉症の時季に入ったので、暫くはお酒もあまり飲みたいと思わず、
代わりにチョコレートが無性に食べたくなるなどの変化が起きます。
今日はチロルチョコの、コーヒーヌガー、クリーム、北海道チーズ、
幻の白苺を、スタッフの方達にも「同罪」を背負って頂きつつ共に
余剰カロリーを摂取して、味覚を満たしていました。

夜も、漢方薬を飲んで暫し経つと、鼻がすんなり通ってきます。
効き方が良い感じ。身体に合っているのでしょう。
とはいえ完治しているわけではないので、養生して過ごしたいです。
お店で「ぐえーっ」って顔をしながら何か飲んでいたら、それは
漢方薬です。かなり酷い顔で飲んでいるようです。あしからず。
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by saporterK | 2010-02-27 00:13

巡る。廻る。めぐる。

自宅の庭をお世話して頂いている造園屋の社長がお寄りになり、
市にある「けやき通り」のケヤキの間引き作業について伺いました。
市では随分近い間隔でケヤキを植えたとかで、育ち方に問題が生じて
間引くこととなったようですが、1本抜いて処理するのに10万円。
取れる市の予算で取りかかったら10年以上かかることに!ですが
その6割は処理代ということなので、そこから人件費とか重機などの
必要経費を引いたら殆ど残らないそうです。

しかし、ケヤキに限らず手入れなどで出た枝は、チップにして売ると
結構良い値段になるようです。堆肥を作る業者が買うので需要はある。

業者に売らなくても、チップにして使っていない土地に撒いておけば
すぐに土に戻るし、何よりカブトムシという副産物まで捕れる!
木をゴミとして捨てるのには以前から疑問がありますが、ここは山梨、
しかも休耕地は哀しいがたくさんあります。
ほぼ唯一の問題は、自然に朽ちて土に戻るのは良くても、そこに伸びる
雑草がそれを栄養にして驚くほど伸びてしまうことでしょうか。

それでも命の巡りが生まれます。伸びるのを雑草でなく他の植物の為に
利用も出来る土が作れます。ミミズも戻ってきます。
なまじ田舎で緑が多いと思ってしまい、木を植えるとか、どう手入れ
するとか、意識が薄いのが現実のようです。

ゴミにしなくていいものは、しないに越したことはないのですから。
田舎ならではの方法もあるんじゃないでしょうか。
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by saporterK | 2010-02-26 00:13

鑑賞。

本日定休。
出稼ぎ先で収録。何だかもう一度火曜日をやり直している気分です。
終了後、マスターと母上と待ち合わせ。
ちょうど交差点で左右を確認していたら、遠くからマスターの
「遠目では新じゃが」のカーニバルレッドな愛車が見えました。

蕎麦を手繰って、美術館でシアトル美術館展を観てきました。
こういう良い物があまりたくさん海外に流出するのは、実は
哀しいと感じます。

昨日のDVDの影響か、都路華香の海の絵が、まるで南極のように
見えました(実際の撮影は北海道だから、北海道のように、か)。
蝶と蜻蛉の絵と漢詩の寄せ書きの細かさが好きでした。
昔の謡本を読んで目が慣れていたせいか、変体かなが意外に読めて
面白かったです。全部読めたらもっと面白かったでしょうね。
焼き物も私好みの物がありました。

本物だけ観ていれば、贋作を観た時にすぐ違和感を抱くそうです。
芸術品に限らず、何事も本物の特級の秀逸のものに触れていることで
その本質を見抜く力が養われるのでしょう。
物に限らず、人も、或いは目に見えないものでさえ、同じことが
いえるのでしょう。なんてことを思った日でした。
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by saporterK | 2010-02-24 17:04

定休ですが、

わたくしは出稼ぎ番組収録へ行きます。
お昼から何をしようか、、、考えているのですが。未定です。

「南極料理人」のDVDが届き、観ました。

基本的に、人の箸遣いとか食べ方に目が行ってしまうので、
「あんなに夢中に食べるって、やっぱり食べることって大切だなぁ」と
思う反面、現実で目の前でされたらちょっと嫌かも。。。
っていうくらい、がしがし食べていました。

ちょうど誕生日会のシーンがあって、私なら今年は何を食べたいか
考えていたのですが、雲隠れで勉強の日なのを思い出しました。

静かに迎えてひっそり祝いたいのが誕生日。
年々しみじみと、誕生日は生まれたお祝い以上に、生まれる機会を
与えてくれた連綿と続く家族に感謝する日だと感じています。
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by saporterK | 2010-02-24 01:13

「神経質さ」MAXだから?

昨日の夜、帰り際に立ち寄ったお店で、これで2回目なのであと1回
同じことをされたら言おうと思っていることがあります。
お店に入った途端に、カウンターに座っていたお客さん達がグワッて
振り返ってまでこちらを見るんです。驚くほど不躾なまで。
思わず立ち止まってしまう。ギョッとして私もそちらを見てしまい、
ガッツリ目が合うんですが、全然悪びれない。

初めは自意識過剰だと思って収めました。でも、わざわざ会話を中断し、
身体の向きを変えてまで振り返ってきたら、私の問題ではないはず。
何ってつもりがなくても、こちらとしては関所を通るみたいです。
品定め、チェック、審査。

オーナーとの会話から、お友達かよほどの常連客のようです。
でもオープンな場所で他人からチェック受ける理由はありません。
私は招かれざる客なのか、本人の自覚がないだけで実は空気を壊す
何かを醸し出しているのか。よくわかりません。

他のお店でもありますが、人間ウォッチングにも一定のマナーが欲しい。
少なくとも入ってきた途端にジロジロ見るのはやめてもらいたい。
そしてそれを見たら、私が帰った後でも良いからオーナーは注意を
してほしい。というかまずそのお客さんの態度に気付いて欲しい。

私のとりあえずの性格特性のひとつが「神経質さ」があります。
いやしかし、それと自意識過剰を差し引いても、気になります。
話しかけるつもりがないなら、首尾一貫して放置して下さい。
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by saporterK | 2010-02-24 00:41

骨までも。

雲隠れ勉強の日でした。寒かったです。

今日は特に、有限であるものを無限であると誤った認知をしていることが
あるかどうか熟考したことが響いています。
祖父の命日だったこともあって、ちょっとしんみりしていました。
丸13年って、長いようで短いようで。

私の好みや気質は割に祖父と通ずるのですが、それをハッキリ感じたのは
実は祖父が亡くなってから。
一緒にどこか行ったり話すことはできませんが、昔よりずっと今のほうが
近しく親しく感じています。
骨格すらも祖父に似ていることが嬉しい。特にくるぶしと手の甲の血管。

私が初めて「家族の繋がり」を感じたのは祖父が入院した時でした。
ニョキッと布団から見えた祖父の、足の骨格と血管と爪の形が、孫の私と
そっくりだったことが、当時小学3年生だった私には衝撃でした。
「こりゃどんなに『お前は橋のたもとから』なんて言ったって、ここまで
骨が似てたら大丈夫でしょー」と本気で感心しました。
祖父とマスター、マスターと私、親子関係で似るのは当然としても、
祖父と私で、ここまで似るもんなんだなぁ、と。
そんな思いがあるせいか、顔の造形よりも骨の造形に「家族」を感じます。

講義が終わってから、ここずっと思い悩んでいたことを、昨年同じ班だった
メンバーに、帰りの道々に聞いてもらって、スッキリ。
ドワーっとなっていた気持ちが落ち着いて、勇気と励みをもらいました。
ポジティヴをチャージ出来る良い日を、今日も迎えられました。感謝!
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by saporterK | 2010-02-23 02:53
雲隠れ勉強の前日です。
ギリギリまで、本当にギリギリまで手を付けられませんでした。
しかもそういう時に限って、ギリギリになった状況における自分を
見つめるようなレポートのテーマで。。。

治療的自我の状態の具体的事例と分析及び今後の向上課題。
WHOの定めた健康に関する定義の中の、精神的健康度と宗教的健康度の
具体的事例による解説と分析。
あとは「なぜ努力して働かねばならないのか」と若者に主張されたら
いかなる態度をとり、いかなる姿勢で彼らに話をするか。
誰もが1度は悩むことです。
若者でなくったって悩んでいるかもしれません。
1度どころじゃないかもしれません。

今回、レポートに挙げた具体的事例以外にも、治療的自我としての
自分を分析する状況が幾つもありました。でも全部書いていたら
間に合わない、し、重なることが多すぎてまとまらなくなってしまう、
とかそれって自分に都合の良いように言い訳してないだろうかとか
思いつつ、書いていました。

毎月のレポートを読み直す度に「そんなこと書いたんだー」と思う
内容もありました。その時々の自分が見えてきます。
今回のテーマは、今後も常に考え続けねばならぬことの1つでした。
ぐるじぃ。この具体的事例を挙げるという作業が。
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by saporterK | 2010-02-22 00:58

ダダダダダッ。

予定では本日がワイン試飲会でしたが、延期とさせていただき、
3月6日(土)開催となりました。
まだまだお席に余裕があります。お申し込み承り中です。

今日の夕飯は、ブロッコリと小松菜のゴマよごし。人参の白和え。
ジャガ芋、ピーマン、パプリカ、しめじ、エリンギ、ネギ、生姜の
青椒肉絲風にしました。
ひたすら細切り作業に集中して、梱包材をプチプチ潰すよりずっと
生産的作業で、すっきり。

チンジャオロースは、我が家の私にかかると、牛肉は消え、たけのこは
ジャガ芋になり、その他の野菜が入ってオイスターソースもなし。
もはや面影はピーマンのみ。でもジャガ芋がシャキシャキして美味。

大袈裟に言うと1ヶ月程、継続的に不安と精神的苦痛を味わっていました。
今日ようやく解放されました。色々な意味の溜息が出ました。
諸々の原因をそこに転嫁しても詮無いことなので、一段落ついたとして
前へ進みましょう。

自分の心の中が「どわーっ」となっているとき、料理は良薬です。
夕飯当番に限らず、特に大根サラダ用に大根を千切りにする作業は、
ちょっとした瞑想へ導いてくれ、心が平穏で波立たない状態になれます。
さぁ皆様、ご来店の上お食事をしていただきまして、私が切って切って
細く切り揃えた大根サラダをご賞味ください。
瞑想後の穏やかな味わいがいたします。たぶん。
軽快な包丁の音は、私の心を反映している、はず。
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by saporterK | 2010-02-21 01:10