花粉症

今月の天気は上下が大きい。兄上は昨日熱を出すし喘息は出るしで苦しんだようだし、お墓参りに来るはずの従妹も喘息であえなくダウン。出稼ぎで不在だった火曜日に来店した遠縁の小父も齢50を過ぎて喘息が出たと言って激やせしたんだというし。我が家は気管の弱い人間が多いのだ。私はストレスで気管支の調子を悪くしたこともあった。弱くない見た目と内実のギャップ。

さて今年の花粉飛散量は平年並みと聞いた覚えがあるが、どうやらこの2日が私の発症のきっかけらしい。くしゃみと、不定愁訴的「なんだかなぁ、だるいわなぁ」が主だった症状。プラス異常な眠気。

叔母が帰ってから夕方、居間で何やら映画を観ていたけれど、全員テレビをつけたままその場で寝こけてしまった。正体をなくして爆睡。かろうじて起きた母上が夕食を作り、ウトウトしたまま食べ、WOWOWで「キスを探して」という映画を観る。内容よりキルゴアと名付けられたラブラドールの垂れ目が印象的。で、また全員うつらうつらしながらすごし、たまに私がくしゃみをして2人が目を覚ますのを繰り返す。

私は軽症なほうだが、それでもこの世から花粉症がなくなったらどれだけラクだろうと思う。ぐずぐず。ぶえっくしょいっ。・・・昨年の今頃も「美しいくしゃみの仕方はないものか」と書いていた。いまだに方法は見つからない。
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# by saporterK | 2006-02-22 22:30 | Comments(0)

我が友よ

本日定休日。
父方の祖父が亡くなって10年。家族皆の一区切りがつくまでには深い谷へ下ったり底辺彷徨ったりして10年間が厄年みたいな感じだった。そんな暗黒時代の中にも光明は必ずあるもので、むしろその明るさがより際立って支えてくれたとも思う。

叔母が来訪。皆で一緒にお墓参り。甥っ子も最近では戴きますとご馳走様となむなむの為に手を合わせる仕草ができるので、またそれも時間の経過を思わしめる。慌ただしいようなお参りだったけど、行為の上でも区切りがついたようだ。お寺を後にするとき、皆で雲のない空を眺めて暫し見とれていた。青い空に飛行機雲が横切っていき、皆それぞれの「この先」に向かう出発になったかもしれない。

夕べ友人から電話がきた。ふさぎ込んでいたメールを送って以来だったので、嬉しいサプライズだ。1時間ほど話しただろうか。やはり顔が見えない会話って難しい。でも、ヘビーな(だった)時の友達ほどありがたい存在はない。大学時代からの付き合いとなればこちらも10年。当時とは立つ状況も環境も違って、歩む方向も違うけれど、お互いがお互いのハッピーを強く願っている。それゆえに喝を入れたり入れられたりできるって良いな、と思う。私はかくして友人達に底辺から釣り糸で引っ張りあげてもらうことしばしば。ネギでは短すぎ、クモの糸では細すぎる。友人は心得ていて、いつも底辺に届くような長くて強力な糸を垂らしてくれる。

家族とはまた違って、友達という支えは人生に大きく作用してくる。私は出会った友人達のおかげで今こうして生きていられる面を持つ。私もそう思ってもらえるようになりたい。何事にもやはり精進であります。

電波の都合で「じゃぁねー、ばいばい」を残すところで突然電話が切れ、笑いながらまた繋がった電話で「改めてばいばーい」の後の心といったら。凝った筋肉が解れ、血流もリンパ液も気もドッとばかりに流れ出したような心地よさ。電話ありがとうね。今度は会ってご飯食べつつ話そうね。

身近な存在だけについ疎かにしてしまいがちな人々に、いつもありがとうを言いたい。無沙汰にしちゃったりするけど、私はちゃんと生きてます。前を向いて、生きてますよー。
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# by saporterK | 2006-02-22 16:01 | Comments(0)
「グリコ朝食りんごヨーグルト」の新聞広告が面白い。なんとかかんとかあって、だから「きれいにならなくちゃ」で締める、ほんの3.5cm角くらいの小さい記事。昨日の日経新聞に載った広告には「好きな男から、好きと言われたい。嫌いな男からも、好きと言われたい。きれいにならなくちゃ」ということで、きれいになるために女性達をターゲットにしているのが判る。万人から愛されたい願望や外見至上主義みたいでどうかとも思ったが、照準を合わせている人から好きと言われるくらいには、確かになりたい。「私の名前には「美」がつく。少し重荷。きれいにならなくちゃ」とか、わりと誰もが思うような一言で、広告が掲載されるのが楽しみでもある。

コンビニに行くといつも違うのを買うのに、最近「あぁ朝食じゃないけどりんごヨーグルトにするか」と手を伸ばし、グリコの思う壷である。買わずに自分でりんごを切ってヨーグルトに混ぜれば済むものを・・・。

今更りんごやヨーグルトの健康効果など話しても仕方ないけれど、1日野菜を何グラム、果物を何グラム摂取すると良いというのを最近気にしている。どれくらい食べているかな。不安ならジュースやヨーグルトに混ざったものでプラスしておこうと思う。ただ生野菜や果物は体を冷やすものが多いからお昼頃までに。体の冷えを気遣うようになったら、心理的側面は別にして、何を食べると体がどんな反応をするか何となくわかるようになってくる。或いはどんな運動をすると、どんな感情が起きると、などなど。加藤えみ子「知食のルール」でも、食べ物が及ぼす心身への影響の大切さについて書いてある。詳しい分量はないが、手軽にでもしっかり体に優しい栄養がとれる参考料理が紹介されている。

ここのところ続けてお客さんからとても美味しい焼き芋や苺の差し入れを戴いたり、自分たちも苺を買って食べていて、やはり美味しい物への反応に最も敏感な子供の甥っ子がご飯そっちのけにしたくなる良い物だったおかげで私達の味覚も鋭くなってきたのか、買い置きのスナック菓子を何気なく食べた時「全然美味しくない」と思った。空疎な気分すら起きる。これはまったく栄養的に必要ではないものだと感じたのか、ただもっと美味しい、しかも自然の物を欲したのか。その瞬間、改めて食の重要性を考え、家族で話し合った。

甥っ子が産まれたおかげで、一家の食意識もよろしく改善されている。健康である=きれい、でもあるのだ。
それならば「きれいにならなくちゃ」!!!
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# by saporterK | 2006-02-22 00:23 | Comments(0)

会話

今日お店でお客さんと交わした会話の種類を振り返ってみた。
この商売は、自分から話題を投げかけることはほとんどない。お客さんから「ぽん」と手渡された話題に対してどうやって返すかを私はいつも考える。まるで運動会の借り物競走みたいに、紙に何が書かれているか開いてみないと判らないように、お客さんの口が開かないと、どんな話題が投げかけられるか判らない。毎日が口頭試験みたいな感じかも。時にそれはただお天気の話だったり、なんてことのない井戸端だけど、時に自分自身の内部を出して話すことだったりする。

今日はお天気とか、山梨の喫茶店事情、ライブドア関連、滋賀の幼児殺害、オリンピックのメディアの空騒ぎに近い前評判、犬、タバコの煙、近所のコンビニ閉店、リンツのチョコレートの旨さ、お寺改修工事費用問題、散華、花祭りと甘茶かけ、地元公立校の学区、祝ひとまず大学合格あとは国立の二次試験、パソコン買い換え問題、霊感、マスターと私の大学時代、今年の花見候補地、レクサスかベンツかジャガーか、中国元のレート、そんなところだったろうか。

お客さんそれぞれの職業や専門あるいは得意分野の数だけ話題がある。お手上げの話題もあるし、最近は脳がパンクしやすくなってきて、素晴らしく「押し出し」あるいは「寄り切り」状態に以前の情報が消えている。

お客さんと交わした会話で得た情報を漏らさず自分の中に取り込めていたとしたら、深さに差はあれかなり物知りになっているだろう。博学か雑学か玉石混淆にはなるだろうけれど。逆に私の会話から、お客さんに何か新たなインスピレーションを与えていたり、別視点の世界の一端が拓けていたらすごいなと思う。

知るは楽しみなり。でも楽しみになるにはそれ相応の努力が要る。自分の身は同じ場所にあって、知識や知恵や発見が来店してくれる環境にあるのだから、吸収したい。脳を耕してすくすく育てたい。咀嚼嚥下して自分の糧にしたい。内面、人柄、言動、立ち居振る舞い、まだまだ修行は続く。このことに関しては何度も書いているけど、この商売をしていると時々猛烈に自分の勉強不足や人間性の拙さに気付かされ、部屋の隅で膝を抱えてしまいそうになるのだ。足りなさすぎる自分、知らなさすぎる自分。反省と傾向と対策の日々。
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# by saporterK | 2006-02-19 23:58 | Comments(0)

日射し

今週は暖かい日が多かった。水曜日などは罰当たりにも「気持ち悪いくらいあったかい」と口走ったくらい。自宅のメダカと睡蓮を育てている元ピータン保存用壷に氷がはらなくなり、白い息を吐き出すのも早朝に限られてきた。お店からの帰り道、ジャケットの襟をかき抱くこともなかったし、自室で暖をとるを名目にお酒をちくちく飲むこともなかった。それくらい、2月なのに暖かい。

日射しも全てに活気を与える。
近くの氏神様の桜には、みっしり花芽がついてきた。お店でも、寒さ灼けをおこしかけたハエトリソウから新たな本体がぶいぶい伸びてきたし、コーヒーの木は水が足りずに萎れかけたくらい水を欲している。土に植えられた葉わさびを、何を血迷ったのか一晩外に出しっぱなしにしてしまった母上だが、植物の生命力のおかげで、なんと新しい葉を出しただけでなく、白い小さな花までつけた。土から掘り起こして水耕栽培しているフキノトウは花をつけ葉も出てきた。アイビーの葉が大きく色濃くなっている。お店の中は暖かいだけに季節先取りである。命の謳歌を見、植物の力がみなぎる店内。

ユリアンは日なたで足を放り出して寝そべっているし、私はその邪魔をしてせっせとブラシをかけて冬毛を整理しようとする。おかげで紫外線をバリバリと受け顔には新たなシミがぽつりとできる。あぁ自然の日射しよ。束の間とはいえ「このまま春になってくれるかも」と希望を抱かせる暖かさよ。
世の中の雑誌はすでに「桜花見情報」が掲載され、洋服もお化粧も「春の装い」が勢揃いとなり、特に厳しい今年の冬を早く終わらせたくてウズウズしているようだ。

明日からまた天気は冬型らしいので、今週の春めいた暖かさを胸にすごしていきたい。今年は厳冬だが、鍋をしなかった(もともと鍋の習慣はないけど)。肉まんを頬張ったりもしなかった。凍り付いた道路で滑らなかった。気温は低かったけど、雪という目に見える寒さがなかったので、実感も薄いが忘れるのも早い。せいぜい気を抜いて風邪をひかないように気をつけよう。
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# by saporterK | 2006-02-18 22:38 | Comments(0)