セルクル代用品。

暑い。まぶしい。寝不足。
映画見ようか、外へお茶でも飲みに出かけようか、と夕べまで思っていたけどやっぱりやめた。今日は「ぐだー」な日とする。

朝マーサ・スチュアートの番組を見ていたら、ビスコッティにレモンシロップを含ませて、セルクル代わりの輪切りにした配管用パイプ(塩ビみたいな素材の)に敷き詰め、中にシャーベットを詰めて冷凍させたデザートを作っていた。セルクル、確かに買うと高いので、最近では牛乳パックやペットボトルを輪切りにして使う人が多い。

普段セルクルを使って食材を「タワー」にすることはないけれど、お楽しみのつもりで使ってみると面白い。何でもないポテトサラダをそれで抜いて、周囲にベビーリーフを散らして、ピンクペッパーやハーブ、チーズで飾る。オイルやビネガーと点々と水玉に落とせばそれで充分おもてなし料理に変わる。身近で且つ自分の好きな食べ物を、ほんの少し「カフェ風」「レストラン風」つまり簡単に安くいかにもプロっぽく変身させただけでも、作る気分も勿論盛りつけて食べる瞬間も、少しワクワク感がプラスされる。

クッキーの型、セルクル、口金、ケーキの型、私が買いたい品々は、母上曰く「大して使いもしないのに場所塞げ!」なので、なかなか買い足せない。無ければ無いなりになんとかするけど、ホームセンターや専門店で、整然と並ぶ型の数々や夢のような食器を眺めていると、美しさの目にする満足と、手に入れられない羨望と諦観の綯い交ぜになったため息が思わず出てくる。

私はカタログ類や専門店を見るのが好き。無駄のない配置、家庭用にはない種類や目的がイマイチ判らない物も含めて「こんなのもあるんだ!」という驚きが好き。パンチングボードやラックにズラリと並んだ道具にも、新鮮な野菜や果物が発する「エネルギー」が出ているように感じる。お店のグラス類を決めるにあたり、殆どはマスターが当然決めたのだけど、その時集めた15年前のカタログを見るのが、私はまだ好きなのだ。「古紙回収へ出す身にもなれ」と母上は言うが、だって好きなんだもの!
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by saporterK | 2006-05-31 13:57