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南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by ex-saporterK

水も滴る秋の空。

12時を回って布団に入って、徐に4時に目覚める。寝汗をかいている。で、そのまま眠れず朝の出稼ぎへ。くらくら。お昼を挟んで、また局長とライブラリーソフトの変更作業。感情が読み取りにくい温和にしか見受けられない顔で「はい次。はい次」と言われるがまま作成して入力する。ひとまず今日の作業に目処がたち、局長と暫し無駄話(かどうかは時と場合によって変化するタイプの話)をする。周囲に流されてのことか、心境の変化か、単に同じ苗字が社内に多すぎて面倒になったかのいずれか或いは全部の理由で、局長も先日から私を名前呼びに。私もそのほうが社内では落ち着く。冗談か本気か「今日のIDとパスワードはすみやかに忘れるように」と無理なことを言い置いて局長はデスクに戻り、私は作業に戻った。私の脳みそはスパイの伝言テープか。

母上に頼まれて、本屋に置かれたフリーペーパーを貰って帰ったら「あ、他で貰ったから要らないって電話しようと思ったんだけど」と、あっさり。夕べ本屋に寄らなかったので「明日行く」と言う私に「えー」と言った反応については言及無し。貰ってきたことについても言及無し。お寺さんで聞いた法話は、母上には響かなかったとみえる。そんな些事に対してむっとした私の狭量さもまた哀れむべきかな。ごめんもありがとうもなかったので、1人で「どういたしまして」と言ったが、すでに母上は退散した後。雨の上、本屋についた途端に買う本をど忘れする憂き目に遭った後だけに、八つ当たり要素を含めて、むっ。そういうことはスパイの伝言テープみたいに速やかに消去すべきだ。
by saporterK | 2007-10-19 22:14