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南アルプス市のジャズ喫茶より日々の出来事を。

by ex-saporterK

心強い味方。

紅茶の種類を変えようと思い、マスターに「紅茶の茶葉は100グラム幾らがデットラインでせうか。」と伺い、私が数カ所から買っているお店の紅茶で、メリオールに於ける茶葉の割合から換算した額を提示してみたところ「良いよ」と意外にすんなり通る。紅茶に関してはわりと意見が通りやすい。ただ1つ、メリオールからポットに替えたい点だけは、収納と器の種類の都合で私も言い出せない。でも日々の努力で、メリオールでも「濃いけど渋くならない」紅茶をお出しできるので、様子を見て新しく加える茶葉を決定しようと思う。

心ゆくまで紅茶を飲みながら、最近マスターがワインについてその知識を頼りにしているお客さんがいる。近所の酒屋の社員君。フレッシュマンで、彼は日々ワイン研究に勤しんでいる。資格取得勉強中なので、なまじな私より遥かに頼りになる。味蕾の数が少ない私では自ずと限界があるけれど、就職口を酒関係に選ぶくらいだから、彼は味蕾の数も多くて嗅覚も味覚も記憶力も良いに違いない。今後は本から得るよりも彼に学ぶことが多くなるかもしれない。
先入観や固定観念なしにワインを勉強する姿勢を、マスターにも見習って欲しい。2人の会話を聞く限りでは、マスターも少し姿勢を変えつつある感じ。お店のメニューで甘口やデザートワインを合わせる物は少ないし採算に難があるのでその辺は別にして、とても飲みきれない種類があるワインについて、互いの経験を突き合わせて深められるのは誠に頼もしい。帰り際にマスターが「また次の試飲会までに、どこそこのワインの旨いのを探してくれよ」と、えらく気軽に頼んでいたっけ。もしもし、頼りになるかは置いといて、ここにも(私という)協力者もいるのをお忘れなく。
で、夕方マスターが新たなワインを買ってきたと思ったら、私が以前お楽しみで飲んで「良い感じ」と言ったイタリア・プーリア州。知らない葡萄を使っているので気乗りがしなかったマスターだったが、社員君の勧めは素直に聞き入れたということか。って、おい!娘の意見も聞いてくれよ!憮然として、次に何を買おうか考え中。身近に強力な協力者がいてくれると嬉しい。資格取得の際は、お祝いと実践を兼ねて、試飲会で解説をしてもらいたいと秘かに思う。頑張れ!
by saporterK | 2008-01-28 01:35